冬になると、空気が乾燥して風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなってしまいます。
それに、女性の方の場合には、乾燥した肌は後々のシワの原因にもなってしまいます。
乾燥状態から脱するために、加湿器を使用している方も多いでしょうが、掃除などが結構面倒ですよね。
加湿器は電気代も食いますから、経済的にという方は使用しにくいでしょう。
濡れタオルを使用して加湿してみようと誰もが思いつくはずですが、カビが・・・という方も中にはいます。
濡れタオルで部屋を加湿する場合、カビは大丈夫なのでしょうか?
濡れタオルで加湿する時のタオルの臭いやカビは大丈夫?
濡れタオルで部屋を加湿した時の臭いを気にされて、そんなの不潔すぎるから、私にはできない!という方もいるでしょう。
そういう人に限って、部屋干ししていたりするんでしょうね~
濡れタオルで加湿するときに臭いが出るのは、タオルに菌が付いているからです。
それが水やお湯の水分を含んで、猛烈な勢いで増殖するときに臭いが発生します。
でも、普通のタオルや、バスタオルを濡らしても、あまり臭わないと思いませんか?
洗濯しているから臭わないんです。
基本的は雑巾を加湿器代わりに使用すれば、話は別ですが、普通に使用しているタオルやバスタオルでは、臭う事はほぼありません。
カビは?となりますが、カビの発生は常に濡れている状態が条件になりますから、水が滴り落ちるくらいのタオルであれば、水滴が落ちた場所によってはカビが生えたりします。
濡れタオルからかび臭さを感じた場合には、洗濯前に洗面桶にハッカ油を数的たらして殺菌してから洗濯した方がいいでしょうね。
濡れタオルを使って加湿する前にハッカ油を混ぜておけば、除菌効果もあるので、臭いを発生させることはありません。
夏にも冬にも使えるハッカ油って便利ですね~
ハッカ油を使っても、臭いは抑えられないと思っている方は、鼻が犬並みの嗅覚をしている方なのか、完全な潔癖症という方としか思えないです。
臭いがそれだけ気になる場合には、窓を開けて換気をしながら濡れタオルを加湿器代わりに使用してみてはいかがでしょう。
あまり濡れタオルの効果は期待できないですけどね。
冬の湿度の適切なパーセントはどれぐらい?
この冬の乾燥を濡れタオルで何とか乗り切ることが出来そうと考えた方も多くなったはずです。
冬の湿度の適切なパーセントをどのくらいなのでしょう。
乾燥した冬にこれくらいはあった方がいい湿度は、40~60%です。
おっと!意外と高い数値と一瞬思っちゃった~という方もいるでしょうね。
各地域で出る乾燥注意報の湿度
北海道:30%以下
東京都:25%以下
愛知:30%以下
大坂:40%以下
福岡:40%以下
沖縄:50%以下
となっています。
これを見ると東京と北海道・愛知の湿度は他の地域よりも乾いた状態で注意報が出ることがわかります。
沖縄の50%以下で乾燥注意報・・・沖縄で50%切る事なんてないと思うのですけどね。
これと一緒に実効湿度という物がありますが、これは、木材の具合を表しています。
大方どの地域でも最低50%以下が注意喚起になります。
実効湿度の50%を切ると家屋に使われている木材も乾きますから、火が付きやすいという事になります。
さすがに、部屋干しバスタオルだけで、家中の木材に湿度を与えるまでの効果はありませんから、火の取り扱いだけは注意しましょう。
せめて、部屋の中だけでも、快適な湿度に保てる努力が必要という事です。
まとめ
濡れタオルで部屋の加湿をする場合にカビは大丈夫なのか?と適切な湿度について紹介してきました。
忙しいOLさんなら、夜間に洗濯して部屋干ししている方もいるでしょう。
これなら、カビ臭いという事もなく、加湿ができることでしょう。
毎日同じタオルでは、カビの発生があるかもしれませんから、複数枚を交換させながら使用することをお薦めします。