家でコーヒーを飲んでいると、手元が滑って床の絨毯にこぼしてしまったことはありませんか!?
コーヒーの染みは頑固で色も濃いので、なかなか落とすのは難しいですよね・・・
いつの間にかこぼしていて時間がたってから気づいたりすると、さらに強力になっていて、絶望的な気持ちになります(^^;)
しかし、時間がたってしまったそのコーヒーの染みも、きちんと対処すれば手遅れでがないかもしれません。
今回は、そんな絨毯にこぼしてしまったコーヒーの染みを落とす方法をご紹介したいと思います。
コーヒーを絨毯にこぼした時の染み抜き方法はこれ!
まずコーヒーを絨毯にこぼしてしまった際に、何よりも重要なのがすぐに対処することです。
コーヒーに限らず、シミは放置すればするほど頑固で取れにくくなってしまいます。
こぼしても絨毯に染み込むまでに汚れをふき取ることができると、被害を最小限に抑えることができます。
まずはこの「すぐに対処」を覚えておくようにしましょう。
では染み抜きの方法ですが、絨毯のコーヒーの染み抜きには、
■ 汚れてもいいタオル(洗濯はしているもの)
■ 食器用洗剤
の2つを使います。
【薄い絨毯の場合】① 絨毯にまだ残っている水分(コーヒー)をタオルやティッシュで吸い取ります。
② 絨毯の染みの裏に乾いたタオルを敷きます。
③ 別のタオルに水で薄めた食器用洗剤をつける。
④ 染みの上から汚れを下のタオルに移すイメージで、とんとんと優しくたたいて汚れを落としていきます。
※ この時のポイントは、中心からたたくと輪ジミになって残りやすいので、外側から内側に向かってたたくようにしましょう。
⑤ 汚れが下のタオルに移ってキレイになったら、ぬれタオルや雑巾で洗剤をふき取ります。
⑥ 乾いたタオルや雑巾で水分もふき取って、完了です。
分厚い絨毯は下に汚れを落とすことができません。
まずは先ほどと同じように残った水分を吸い取ってタオルに洗剤をつけます。
そして、揉みこむようにして洗剤を泡立て、汚れを浮かしていきます。
汚れが浮いてきたら洗剤と水分をふき取り、キレイになるまでこれを繰り返します。
しっかりと汚れを落とすことができたら、完了です。
最初に残った水分をふき取ると言いましたが、この時にこすってしまうダメです。
余計に水分(コーヒー)を絨毯の奥へ入り込ませてしまうので、そっと吸い取らせてくださいね。
対処が早ければ早いほど、簡単に綺麗に染み抜きすることができますよ~。
カーペットの染み抜きで時間が経ったものはもう無理なの?
自分が気づいていない間にコーヒーの染みができていて、気づいたころにはだいぶ時間がたっていた!
ということもありますよね。
対処は早ければ早いほどいいとご紹介しましたが、時間がたってしまった染みは落とすことはできないのでしょうか。
確かにコーヒーの染みは対処が早い方が落としやすいですが、時間がたっていても落とせないことはありません。
時間がたってしまった絨毯のコーヒー染みには、重曹と酸素系漂白剤を使いましょう。
まず最初に、重曹と酸素系漂白剤を:1:2混ぜておき、割りばしにコットンを巻いたものに含ませておきます。
染みの裏側にタオルを敷き、先ほどの割りばしで上から液を刷り込むように塗っていきます。
徐々に汚れがでてコットンに移っていきますので、落ちたら液と水分をふき取りましょう。
可能ならば、コインランドリーなどでその後に洗濯をするとさらに効果がありますよ。
時間が経ってしまって食器用洗剤では取れない場合には、試してみて下さいね。
まとめ
絨毯にこぼしてしまったコーヒーの染みは、早く対処するとそれだけ汚れが落としやすくなります。
コーヒー染みには食器用洗剤が効果的です。
時間がたってしまったものはすぐに対処したときよりも頑固にはなっていますが、落とせないわけではありません。
重曹と酸素系漂白剤で、丁寧にこすることで汚れは落とせます。
コーヒーをこぼしてしまっても、今回ご紹介させて頂きた方法でキレイな絨毯に戻しましょう!