サラダ料理でよく使われるレタスですが、日持ちしにくくすぐに、赤く変色してしまったりと長期の保存がききません。
レタスの変色は包丁を使うことで変色しやすくなります。
包丁を使うとなぜ変色しやすくなるのか?
余ったレタスを日持ちさせる方法などもご紹介していきます。
レタスは手でちぎる方がいい理由は?包丁でも変色しない方法ある?
料理本などを見ていたら、だいたいの説明書きにはレタスは手でちぎるという言葉が多いです。
何故かというと、レタスは包丁を使って切ってしまうと、切り口から酸化が進み早く変色しやすくなってしまうからです。
レタスが赤く変色してしまうのは、レタスに含まれるポリフェノールが酸化によって赤く変化してしまうためです。
赤くなってしまっても、体に害はないので、食べても問題ありません。
変色が避けられる理由は単純に見栄えがよくないからと、収穫して時間がたち酸化してしまったという事なので、新鮮さで言えば劣ってしまうためです。
なるべく、変色を避けたい場合は、手でちぎった方がよいです。
手でちぎる方が切り口が柔らかくなり、ドレッシングなども混ざりやすいです。
包丁を使って変色防ぐ方法ないの?
包丁を使って、酸化が進む理由は包丁の材質によるからです。
鉄に触れると酸化がすすむため、ステンレスでできている包丁はレタスカットには向いていません。
レタスカットにオススメなのは、鉄を含まないセラミック素材の包丁です。
包丁の主流である材質は、もともとはステンレスでした。
しかし、最近は、セラミック、チタンといった素材も主流になってきています。
その理由は、ズバリ軽さ!
従来のステンレス素材の包丁はとても重くて重量感がありました。
重みがあると、ザクっと切った感がありますが、年齢を重ねていくと、それが料理の、際に負担になる方もいらっしゃいます。
セラミックやチタン素材であれば、ステンレスの約3分の2ほどの重たさで、切れ味ほとんど変わりません。
むしろ、軽いので切りやすいです。
包丁の、材質以外で防ぐ方法がもう1つ。
レタスは切り口から、酸化が進みます。
空気に触れないように、水をつけておいたり、ラップで密封させるといった方法も、変色を防いでくれます。
レタスを日持ちさせる方法は?
水分を多く含むレタスは日持ちさせるには向いていない食材です。
ただし、少しでも長持ちさせたいとお考えの方は次の項目に、注意して保存してみてください。
切ったりちぎったりしない
レタスが1番、長持ちする方法は玉のまま保存する事です。
乾燥させない
水分が命のレタスにとって、乾燥は大敵です。
すぐに、使わないのであれば、湿らせた新聞紙などで包んで保存すると、乾燥を防ぐことができます。
芯をとる
収穫した後も、レタスは成長を続けるため、芯をとって、成長を止めた方がよいです。
◆ 食べきれない時は冷凍保存で
レタスは日持ちしない食材のため、長期の保存は向いていません。
更に水分が多いので、冷凍保存してしまうと、レタスの水分がなくなり、本来のシャキシャキとした食感が失われてしまいます。
しかし、火を通して食べる料理に使うのであれば、冷凍保存したレタスでも同じように食べることができます。
余ってしまったレタスを冷凍保存する場合は、炒め物やスープなど火を通してから食べると美味しく食べる事が可能です。
まとめ
レタスが赤くなるのは、ポリフェノールによるものだとは知らない人も多いのではないでしょうか?
赤くなったレタスを食べるのは問題ありませんが、そのあと黒くなってくると、これは黒カビによるものなので、絶対に食べないで下さい。
そのままだと量があっても火を通すと、かなりかさが減ります。
食物繊維も多く体に良い食材なので、積極的に摂っていきましょう。