サラダ料理に欠かせないレタス。
みずみずしくてシャキシャキとした食感が特徴ですが、日持ちしにくいレタスは、どうしても時間とともにしなびてきやすいです。
スープや炒め物など、火を通す物なら良いですが、サラダに使うのは難しくなります。
1度、しなびてしまうとシャキシャキに復活させるのは難しいのでしょうか?
余ってしまったレタスを新鮮に長持ちさせる方法も一緒にご紹介していきます。
レタスをシャキシャキにするには水につければいいの?時間は?
1度、しなびてしまったレタスも、シャキシャキとした瑞々しいレタスに復活させる方法があります!
方法はとても簡単で、50℃のお湯につけるだけです。
沸騰したお湯が、だいたい100℃なので、冷水を1:1でまぜるか、水道水を1:1より少し多めに混ぜると簡単に作ることができます。
漬けておく時間は2~3分程度で大丈夫です。
長い事が悪いわけではありませんが、その分の栄養素の流出が発生してしまうため、これぐらいを目安にしておくとよいでしょう。
あとは、しっかり、キッチンペーパーなどで、水分をとるだけです。
ちなみに、この方法は、レタスだけではなく、小松菜、ほうれん草、白菜、キャベツなど葉物野菜であれば、どんな物でも使える方法です。
他の野菜でしなびてしまった場合は使ってみて下さい。
逆に、もともと新鮮なレタスの場合は、氷水に付けることでよりシャキシャキ感や瑞々しさがupします。
これは、レタス類に含まれる繊維が、低温だと固くなるので、シャキシャキとしたしっかりとした食感が復活するためです。
この方法は、時間がたってしまうと意味がないので、氷水の場合は食べる直前に行ってください。
レタスを水につけると長期保存できる?
レタスは、日持ちしにくく、かつ変色しやすいデリケートな野菜です。
使い切る分買うには良いですが、玉で買った場合はどうしても余りがちですよね・・・
レタスの鮮度が落ちていく原因のひとつが、乾燥です。
瑞々しさを保つためにも、保存する時は湿度を保つようにすることが、大事となってきます。
レタスを保存する時、1番長く鮮度を保つ事が出来るのが、玉のまま保存することです。
その際に、芯の部分をくり抜くか、小麦粉をつけておくと乾燥を防ぐことができます。
次に、ちぎったレタスの保存方法です。
レタスは切り口から、変色が始まってしまうので、まずちぎる際に、手でちぎるようにしましょう。
変色は、酸化による変色も、ありますが鉄による化学変化によっても発生します。
レタスに含まれる、ポリフェノールは鉄に触れると、赤く変化してしまうため、鉄が素材のステンレスの包丁を使って切ってしまうと、赤くなるのはこのためです。
赤くなってしまったレタスを食べても体に害はありません。
化学変化によるものだからです。
どうしても気になる方は、そこだけちぎるようにして食べたら良いと思います。
黒くなってしまった場合は、黒カビによるものなで食べてはいけません。
ちぎったレタスは、水につけて冷蔵保存することで、タッパーなどにいれるより鮮度を保ちながら保存することができます。
しかし、レタスの保存で長期保存は基本的には向いていません。
鮮度を保つの限界があるため、ちぎったレタスで2~3日。
玉のレタスで1週間程度となります。
どうしても、それ以上、保存をしておきたい場合は、冷凍保存をオススメしますが、冷凍することにより食品の水分は飛んでしまいます。
シャキシャキとした食感を残すことは難しくなってしまいます。
冷凍保存をした際は、スープ、炒めの物など火を通す料理に使うようにしましょう。
まとめ
出来れば、食べる分だけ買えたらベストですが、スーパーでは玉の方がお得だったりと、大きなレタスを買うことも多いと思います。
なるべく鮮度を保つように保存しながら、買い方や使い方を工夫していきましょう。