甘い苺を想像して買ったら、まだ熟されてなかったのか、酸っぱかったという経験はありませんか?
まだ早い段階で収穫された苺って、他の果物のよう追熟は可能なのでしょうか?
更に、傷みやすい果物なだけに、食べる前に傷んでしまった場合もあると思います。
今回はイチゴの甘くする方法や、他の使い道についてご紹介していきます。
イチゴを甘くするには?日にちが経てば追熟できる?
冬から春にかけて、苺シーズンの到来ですが、いざ食べてみたら、まだ酸っぱかったなんてお話をよく聞きます。
果物によっては、早めに収穫して追熟を待ってベストな時期に食べたほうが美味しい物もあります。
しかし苺の場合は追熟しない果物なのです。
よって、1度収穫された苺は、それ以上甘くなることはありません。
食べた苺に、まだ甘さが足りない場合、そのまま追熟を待ってもそれ以上甘くなることはないので、物理的な方法で甘くして食べるしかありません。
苺ジャムやコンポートなどは一般的ですが、なるべく形を崩したくない、苺感を感じながら食べたいという方であれば、練乳や、チョコレートがけなどがオススメです。
苺は、ヘタより先端の方が甘いです。
よって、ヘタの部分を数ミリ切り落とし、砂糖を少しまぶして1晩、冷蔵庫で寝かせると美味しく食べられます。
私たちが苺を食べる時、先端から食べる方の方が多いと思います。
しかし先に甘い方から食べてしまうと、後でより酸味を感じやすくなります。
ですので、先に酸っぱいヘタの方から食べることで、同じイチゴでも甘く感じることができます。
傷んだ苺の使い道はどんなものがある?
イチゴは、傷みやすい果物なので、賞味期限も短いです。
傷み始めたイチゴを食べるのは勇気がいりますよね・・・
でも、決して安い果物ではないので、捨てるのも勿体ない!!
そんなイチゴ達も、食べ切れる使い道があるので、最後まで有効活用して下さい。
ジャムにする
傷んでいるところは切り落として、残りは潰してジャムにしましょう。
イチゴのもともとの甘味を活かしても良いと思いますが、酸味が強いイチゴなら、砂糖を多めに足して調節しましょう。
ミキサーにかける
ミキサーにかけて、牛乳と一緒にいちごミルクにしてもお子様が喜びます。
ヨーグルトにソースとしてかけたり、添えてたべるのもおすすめです。
冷凍する
傷んだところを切り落として冷凍して、かき氷に添えると本物のイチゴかき氷の完成です。
形がある程度残せるなら食後の軽めのデザートとして、フローズンとしてもオススメです。
美味しいイチゴの見分け方
追熟しない果物であれば、なるべく買う段階で甘いイチゴを選びたいものですよね。
赤いイチゴの方が良く熟されていて甘いイメージですが、実はそうでもないんですよ。
イチゴの赤さは、イチゴの中に含まれるポリフェノールの1種、アントシアニンによるもので、甘さとはまったく関係ありません!
よって、赤いイチゴを選べはよいというものではないのです。
美味しいイチゴの見分け方は次の通りです。
ツヤ感
イチゴは赤みよりも、ツヤがある方がみずみずしくて、美味しいです。
先端が尖った三角型
先端が尖って三角に近い形のものの方が、形が不揃いの物より甘いです。
イチゴは、先端の方がヘタの方より甘いです。
横から食べるか、ヘタから食べた方が甘みが均等になります。
イチゴのつぶつぶが離れている
イチゴといえば、つぶつぶの種も特徴のひとつですよね。
このつぶつぶが離れている方が、中身が熟されている証拠です。
中身が熟されると、中からパンパンに膨らんでつぶ達が離れているので、つぶがたくさんあるものより、少ないものの方が美味しいのです。
まとめ
イチゴは季節の果物で、値段も決して安くありませまん。
そのままが1番美味しいですが、いろんな料理に加えても美味しいと思います。
いろんなレシピで、あれこれ試してみて下さいね☆