ボールペンのインクはまだ残っているのに、中の芯の途中で空気の隙間が出来てしまい書けなくなってしまった!
ボールペン先のボールが回らなくなったようで全く書けない!
こんな経験ありませんか?
またボールペンが書けるようにするにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、ボールペンの芯に出来た空気の抜き方や、ペン先のボールが回らなくなってしまった時の対処法をご紹介します!
ぜひ参考にしてみてください。
ボールペンインクの芯の隙間をなくす方法は?
ボールペンを分解して中の芯を見ると、空気が溜まってインクが出なくなっていることがよくあります。
まだインクは残っているから、このまま捨ててしまうのは何だかもったいないですよね・・・
この空気を抜くためには、実は「遠心力」を使うのが手っ取り早いんです。
いくつか方法があるのでご紹介します。
① ボールペンを振る
ペン先を外側に向けてシンプルにブンブンとボールペンを思い切り振ってみましょう。
中に入った空気が少ない場合はこの方法でも簡単に書けるようになります。
② 紐をつけて振り回す
手で振ってもうまく空気が抜けない場合は、より遠心力が伝わるようにします。
ペン先とは反対側の引っ掛ける部分に紐をくくり付けてグルグルと振り回してみましょう。
周りの人や物に当たらないように、周囲に十分注意をして行ってくださいね。
ちなみに、紐の代わりに輪ゴムを使っても大丈夫です。
③ 自転車のスポークに固定してペダルを漕ぐ
手で振っても紐にくくり付けて振っても空気が抜けない場合の最後の手段!
自転車のタイヤの回転力を使う方法です。
タイヤのスポークという中心から広がっている細い棒の部分に、ボールペンのペン先が外側を向くようにテープでしっかりと固定します。
あとは自転車に乗って思い切り漕ぐだけ(^^)
これらの方法でも書けるようにならない場合は、残念ながら寿命と考えて、新しい替え芯と交換するか、新品のボールペンに切り替えましょう。
ボールペンは横や上向きに文字を書くと空気が入ってしまう可能性が高いので、書くときはペン先を下向きにするよう気をつけてください。
少なくとも机から60度以上になるような角度で書くのがおすすめです。
また、保管する際も、できればペン立てに入れておくと良いでしょう。
もちろんペン先は下向きじゃないとダメですよ。
ボールペン先のボールが回らないから書けない時は?
先端のボールが回らない原因のひとつは、インクが固まってしまうことです。
古いインクがボールに付着したまま固まってしまい、ボールが固定されてしまうのです。
これを解消するには、固まったインクを溶かします。
ティッシュなどでキレイにしたペン先にドライヤーで温風をしばらく当てた後、紙にクルクルと試し書きをしてみましょう。
また、ペン先を熱めのお湯に少しだけ浸けるという方法も同様の効果があります。
次に考えられる原因は、紙の繊維やホコリなどの詰まりです。
復活させるには、この詰まりを取り除く必要があります。
厚紙や重ねたティッシュの上で何度かクルクルと書いてみても取れないようなら、一度ボールペンを分解してペン先をキレイに洗浄してみましょう。
これらの方法でもボールが回らない場合は、もしかしたらペン先が強い衝撃や筆圧などによって変形してしまっている可能性があります。
この場合は、もったいないですが処分して新しいものに交換しましょう。
まとめ
今回は、ボールペンの芯に出来た空気の抜き方やペン先のボールが回らなくなってしまった時の対処法をご紹介しました。
インクの間に出来た空気は遠心力を使ってなんとか取り除きましょう。
そして空気が入らないように使用したり、保管することも大事です。
また、ペン先のボールが回らなくなった場合は、温めたり洗浄したりしてボール部分をキレイにしてあげましょう。
ボールペンが書けなくなって困ったら、ぜひ試してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。