ついつい多めに買ってしまったヨーグルト。
賞味期限自体、そんなに長くない食品ですね。
だからといって一気に食べ切るには量も多すぎて、結局腐らせてしまうという方もいるのではないでしょうか。
実はヨーグルトは冷凍保存で、長期保存することができます。
通常の食品はそのまま冷凍することができますが、ヨーグルトの場合は、少し手を加える必要があります。
間違えると、解凍後に食べる事が出来なくなってしまうので、注意してくださいね。
ヨーグルトはジップロックとかで冷凍できるか?
ヨーグルトを冷凍保存する場合は、買った容器そのままで保存することはできません。
密封容器に移す必要があります。
フリーザーバックのような袋タイプよりタッパータイプの方が解凍後が楽です。
ヨーグルトを容器に移して冷凍する理由は、ヨーグルトにあるものを混ぜる必要があるからです。
あるものとは・・・。
それは、砂糖です!
最近のヨーグルトは、大きなサイズの場合、プレーンタイプがほとんどだと思います。
ヨーグルト自体水分が多いので、冷蔵保存していても、時間が経つと分離して表面にホエーという水分が出てきます。
通常であれば、そのまま混ぜてしまえば、問題なく食べることが可能です。
しかし、冷凍保存した場合は、分離したまま固まってしまうので、解凍後に混ぜても分離したままなので食べることができなくなります。
それを、未然に防ぐために必要なのが砂糖になります。
加糖を混ぜることで分離が防げるのです。
砂糖以外でも、はちみつや、ジャムなど糖類が多く含まれていれば代用可能です。
解凍後にジップロックのタッパータイプで保存しておけば、容器に移すことなくそのまま食べることができるので、後片付けも楽チンだと思います。
ちなみに、もともと加糖タイプのヨーグルトであればそのまま冷凍しても解凍後は問題なく食べることができます。
ヨーグルトの冷凍保存期間と解凍方法は?
ヨーグルトを冷蔵保存した場合の保存期間は約1週間程度となります。
冷凍保存することにより約1ヶ月後程度まで伸ばすことができます。
ヨーグルトの解凍方法は、基本的には自然解凍です!
食べる、1日前から半日前に冷蔵庫に移して解凍を待ちましょう。
解凍後は、そのまま食べれるように事前に、フルーツや砂糖をお好みで混ぜておくとよいです。
冷凍ヨーグルトは、半解凍でフローズンとして、ミキサーでかけてジェラートとして。
または、他の材料と混ぜて、チーズケーキとしてなど、食べ方も自由自在なので、食べきれないヨーグルトは冷凍保存がおすすめです。
ヨーグルトは加熱したり冷凍すると菌は死んでしまうの?
ヨーグルトの中に含まれる、乳酸菌やビフィズス菌は温度にとても左右されやすいです。
まず、加熱の場合、50度以上の熱が加わると菌は死滅してしまいます。
しかし、菌によって働く効果は失われてしまいますが、ヨーグルトそのものの栄養価はかわりません。
次に、ヨーグルトを冷凍した場合ですが、乳酸菌やビフィズス菌が生きる温度は0度~10度となります。
冷凍して、0度を下回る場合、菌は活動休止状態へと入ります。
解凍後、再び活動を再開しますが、長い間休止していられる訳ではなく、長期の冷凍保存は菌も死んでしまうため、冷凍保存も期間を守って食べるようにしましょう。
まとめ
ヨーグルトには、整腸作用も高く体に良い食べ物ですし、スーパーでも手軽に購入できます。」
生きた菌をなるべく腸まで届けることも大切ですが、継続的にヨーグルトを摂取する事も大切な事のひとつです。
いろんなアレンジを加えることで、飽きる事なく摂取できると思います。
毎日のヨーグルトで、健康的な体を維持していきましょう。