お米を購入する場合、多くの方がスーパーなどでビニール袋つめされた精米されている米でしょう。
なかには、お米屋さんに配達してもらっている方もいらっしゃいますね。
精米されているお米は慣れていますが、精米していない米の保存方法はちょっと悩んでしまいませんか?
玄米だったり、もみ殻付きだったりした場合には、もらったはいいものの非常に困ってしまうのは確かです。
精米していない米をそのまま保存していいのか?
それとも精米してから保存した方がいいのか?
迷ってしまいます・・・
どちらがいったいいいのでしょうか?
精米する前の米の保存方法はどうするのがおすすめ?
米を保管する条件としては
籾柄付き>玄米>精米
の順番で長期保存ができることになっています。
玄米は栄養価が高いですが、独特の風味があったりするので、好き嫌いが大きく分かれてしまいます。
今まで玄米を食べたことがない方の場合には、白米に精米する前の米を食べるという事は意外と難しいのが現状でしょう。
しかし、先ほども紹介した通り精米してしまうと長期の保存ができないのが本当のところです。
精米する前の米に対して精米してしまうと、1週間程度で新米でも保存状態によっては、古米の状態になってしまいます。
いわゆる酸化したためです。
食べるときに精米するのが一番おいしくご飯を食べることが出来ます。
では、精米する前の米はどうやって保存したらいいのでしょう。
一般的には、冷たい冷暗所で保管することがいいのですが、現代の家では冷暗所なんていう場所はほとんどないといってもいいです。
そこで、精米する前の米を保存する場所として一番適しているのが、冷蔵庫の野菜室になります。
そのままの状態ではかさばりますし、小分けしても強い臭いの物があると臭い移りしてしまします。
小分けする際には真空パックやタッパー・ペットボトルに入れて保存するのがベストです。
そうすることで精米する前の米を使いたい分だけ精米して使えることが出来るようになり、長期の保存も可能になります。
長期保存といっても1ヶ月が限界と考えておくのがいいです。
スーパーで購入した精米したお米はビニール袋のまま保存?
スーパーでお米を購入する方の多くは、ビニール袋の封を切ってそのままにして、口は輪ゴムで止めてはいませんか?
その方法はお米のおいしさを損なってしまう保存方法で、状況によってはコメツキムシやカビなどが発生してしまう可能性があります。
ちゃんと流しの下の暗い場所に保存しているよ~という方もいるはずです。
実は、スーパーで買ったお米は最低でも、密閉容器に入れて保存するのがベストになります。
理由としては
1. 米の酸化を防ぐ
2. コメツキムシの発生を防ぐ
3. カビの発生を防ぐ
この3点になるのです。
昔は、米びつなどにいてれ保存していたのですが、最近では米びつを使う方も少ないのではないでしょうか。
先ほども紹介したように冷蔵庫の野菜室に入れることで、多少長期保存やカビの発生を防ぐこともできます。
出来れば、太陽の光を通さない米びつで、更に野菜室にも入る大きさがベストなのですが、わざわざ購入しなければならなくなってしまいます。
野菜室に入れることで、日光は遮断できますから、身の回りにあるペットボトルを使用するのが、いいでしょう。
そうすることで、ある程度の酸化を防ぐことができますかし、その日使う分だけ計量カップに入れるのも楽に行えます。
米の入ったビニールはすぐに、コミ袋として使用する方がいいでしょうね。
まとめ
精米していない米を保存する方法や、ビニール袋の米はそのままで保存していいのか?について紹介してきました。
昭和の時代には、どの家庭にも米びつが置いてあって中には、号数のボタンを押すとその分だけ米が出てくるものがありましたね。
状態によっては、とうがらしなどを入れて虫の発生を抑えながら保存していたのを記憶しています。
今では、ビニール袋のままという方が多いと思いますが、おいしくご飯を食べたいのなら、まずは保存方法から考えてみてはいかがでしょう。