夏になると、スーパーなどでもキレイなオレンジ色のびわを見かけるようになりますね。
私もびわを見かけると、いつもつい買ってしまいそうになります(^^)
古くから体にいいとされてきたびわですが、正しい保存方法をみなさんはご存知でしょうか?
また、種の食べ方があるという噂も聞いたことがあるのですが、これは本当なのでしょうか!?
今回は、そんなびわの保存方法や食べ方について、ご紹介したいと思います。
びわの保存方法や冷凍についてご紹介!
びわは実はとてもデリケートな果物で、ちょっとした刺激だけでもすぐにダメになってしまいます。
なので、保存の際には傷つけないよう、丁寧に扱わなければいけません。
そんなびわの保存場所ですが、冷蔵庫に入れて保存している方も多いかもしれませんが、実はこれは間違いです。
びわを冷蔵庫に入れてしまうと、味や風味が落ちて、美味しさが失われてしまうんです。
ではどうやって保存するのがいいのかというと、直射日光の当たらない冷暗所での常温保存が正しい方法です。
夏の果物なのに熱すぎる場所もダメで、冷蔵庫もダメなんて、何だかわがままな果物ですね。
さらにとても傷みやすいので、保存しておける期間も2~3日と、非常に短い間だけ。
びわを買った後は、できるだけ早く食べないといけないんです。
びわは冷凍保存が可能ではあります。
ですが、この方法だと長期間の保存もできるようになりますが、本来の食感が失われてしまい、人によっては美味しくないと感じることもあります。
冷凍保存の場合は1~2か月ほど保存しておくことができます。
食感が気になる時は、半解凍でシャーベットのように食べると美味しく食べられます。
冷凍後は、本来のビワを食べる感覚でいるよりも、別のデザートを食べる感覚でいると美味しく食べられるでしょう。
びわを冷凍する際には、よく洗ってから、空気に触れないよう(ジップロック等)密閉できる袋に入れて冷凍庫で保存してください。
びわの種の食べ方ってあるの?食べると危険!?
びわを食べる時、真ん中に入っている大きな種を、みなさんはどうしていますか?
もしも捨ててしまっていたとしたら、とってももったいないことをしていますよ!
じつはびわは実だけではなく、その種も食べることができます。
びわの種は非常に栄養が豊富で、ビタミン、ミネラル、そしてアミグダリンという成分が含まれています。
アミグダリンはがん細胞を死滅させる効果があるともいわれていて、ガン予防も期待できるんです。
食べ過ぎてしまうと中毒症状を起こしてしまうこともありますが、食べる量に気をつければ、びわの種は体にとってもいい食べ物です。
びわの種の食べ方は、そのまま食べるととても固いので、フライパンなどでローストすると食べやすくなります。
粉末状にすればいろいろな料理に入れることもできます。
びわの種をそのまま焼酎などに付け込んでおくと、成分の染み出した種種を作ることもできます。
びわを食べる時は、美味しい実の部分はもちろんですが、栄養たっぷりの種まで食べることで、びわを本当に堪能したといえるでしょう。
まとめ
びわは非常にデリケートな果物なので、なるべく傷つけないよう丁寧に扱わないといけません。
また、冷蔵庫にいれてしまうと風味と味が落ちるので、涼しくて暗い場所での常温保存をするようにしましょう。
保存期間は2~3日と短く、冷凍保存も可能ですが、食感は変わってしまうので注意してください。
びわの種には栄養がたっぷりつまっていて、食べずに捨ててしまうのはとてももったいないです。
ローストしたり粉末にしたり、お酒にすることで食べられるようになります。
がん予防の効果も期待されていて、健康や美容にとてもいいんですよ。
びわを手に入れた際にはぜひ、正しい保存方法を実践して、実も種も両方美味しくいただきましょう。