最近のフライパンは料理がくっつかないようになっているものが多いですね。
それでも長く使っていると、だんだんとくっつくようになってきます。
くっつくようになるたびに新しいものを買うのはもったいないですが、くっつくフライパンだと非常に料理がしにくいです。
一度くっつくようになったフライパンをまたくっつかないよう復活させることができたらいいのですが、そんな方法はあるのでしょうか?
今回は、そんなフライパンがくっつくようになってしまった時の対処法をご紹介したいと思います。
くっつくフライパンはもう復活できない!?どんな対処法がある?
くっつかないフライパンは料理もしやすくサッと汚れも落ちるのでお手入れが簡単でいいですよね。
しかし、このフライパンにも寿命があり、長く使っているとどうしてもくっつくようになります。
そもそもどうしてフライパンにくっつかないのかというと、フライパンの表面をフッ素樹脂でコーティングしているからなんです。
このコーティングのことをテフロン加工というので、くっつかないようになっているフライパンはテフロンフライパンというのです。
料理をしているとこのコーティングがだんだんと剥がれてくることで、くっつくようになってしまいます。
一度剥がれてしまったコーティングは、残念ながらどうやっても復活させることはできません。
しかし、コーティングを元通りに戻すことは出来なくても、フライパンを復活させることはできます。
その方法は、もう一度フライパンにフッ素樹脂をコーティングすることです。
やり方はいたって簡単です♪
フッ素スプレーというものが販売されているので、それをフライパンにかけるだけ(^^) ↓
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新品と全く同じような効果、とまではいきませんが、ある程度復活させることはできます。
すぐにフライパンを買い替える事ができればいいですが、すぐには買えない場合や、気に入ったフライパンがなかなか見つからない場合もあると思います。
そんな時にフッ素スプレーがあると対応ができます。
1本あれば色々な用途にも使えるので、重宝します。
コーティングが剥がれたフライパンを使っていると体に害があるの?
先ほどご紹介したように、くっつかないフライパンにはテフロンのコーティングが施されています。
もちろん料理をすることで剥がれていくので、剥がれたテフロンの一部は料理の中に入ってしまいます。
では、はがれたコーティングは人体には影響はないのでしょうか。
じつはこのテフロンは、人体にとっていいものではありません。
というよりむしろ、有害なものなのです。
一度に大量のはがれたテフロンを摂取すると、腸閉塞などの病気にかかってしまう可能性も否定できません。
使いやすいテフロンのフライパンにも、いいことだけではないんですね。
しかし、病気にかかることがあるのは大量のテフロンを摂取した時です。
いくらテフロンが剥がれたフライパンを使用していても、このような病気にかかるほどのテフロンを摂取することはまずありません。
少量のテフロンの場合は摂取しても、便と一緒に体外に排出されます。
そのため、コーティングの剥がれたフライパンを使用しているのは体に害がないわけではありませんが、気にするほどのことでもないんです。
どうしても気になってしまう方は、テフロン加工が剥がれてくる前に使うのをやめるか、テフロン加工のフライパンではなく鉄製等のフライパンを使用するようにしましょう。
まとめ
フライパンがくっつかないようになっているのは、フッ素樹脂のコーティングによるものです。
このコーティングが剥がれてくることによって、くっつくようになってきます。
くっつくフライパンを復活させるには、フッ素スプレーでコーティングをもう一度してあげること。
剥がれたコーティングは人体に有害なものですが、少量の摂取だと体外に排出されるので気にするほどではありません。