突っ張り棒はとても便利ですし、どこでも手軽に購入できるようになりました。
でも使っていると天井や壁に跡がついてしまうことがありますよね。
賃貸の場合は傷をつけてしまったことと同じ扱いになり、場合によっては原状回復のために費用を請求されることもあります。
一度突っ張り棒でついてしまった跡は消すことができるのでしょうか?
また、使う時に跡をつけないためにはどうすればいいのでしょう?
今回は、そんな突っ張り棒でできる跡の消し方や予防法などについて、ご紹介したいと思います。
突っ張り棒で付いた跡を修復する方法ご紹介!
賃貸では生活上でできた傷の原状回復費は大家が負担してくれて請求されないのですが、突っ張り棒の跡は借主に請求が来る場合があります。
しかし、突っ張り棒によるへこみや汚れの跡は、修復したり、目立たなくすることができます。
方法は意外と簡単ですので、ご紹介します。
へこみの修復に使用するのは、ドライヤーとティッシュ、もしくはキッチンペーパーです。
ティッシュやキッチンペーパーを水で濡らし、突っ張り棒でへこんだ部分に当てて濡らします。
そこにドライヤーの熱風を当てて、これを繰り返します。
これは、水分を壁に含ませることで膨張してへこんだ部分が膨らみ、へこみが目立たなくさせる方法です。
濡らし過ぎてしまうと周りにも広がり逆にシミができてしまう可能性があるので、注意しましょう。
スチームアイロンを使うと水分を当てて乾かすのが同時にできるので、楽ですよ。
壁の跡がへこみではなく汚れの場合は、食器用洗剤を水で薄めたものをタオルに付け、それで汚れをたたいて落とします。
時間が経つほど汚れは頑固になりますので、見つけ次第すぐに汚れは落とすようにして下さい。
突っ張り棒で付く壁紙の跡を今後防止するには?
突っ張り棒で跡ができてしまうとしても、やはり便利な突っ張り棒を使わないとなると不便な場合もありますよね。
特に今まで使っていたという方は、いきなりなくなると収納や洗濯に困ると思います。
どうすれば壁に跡をつけずに突っ張り棒を使えるのかというと、直接壁に突っ張り棒が当たらないようにすればいいのです。
つまり、壁と突っ張り棒の間に何かをはさむということです。
とはいっても、何でもいいわけではありません。
薄いものでは突っ張り棒に耐えられない可能性もあるので、厚みのあるベニヤ板や段ボールなどが、効果的です。
そのままだと目立ってしまってカッコ悪いかもしれませんが、壁と同じ色に塗るなどの工夫をすると、目立ちにくくなりますよ。
ダンボールの場合は用意もしやすいですし、値段もかからないのでおすすめです。
また、100円ショップに売っている衝撃吸収パッドなども、便利です。
壁にピッタリとくっつくのではがれたりずり落ちてくることもなく、はがした跡もキレイで何より安いので、試してみる価値はありです。
まとめ
賃貸などでは突っ張り棒でできた跡は、借主に原状回復費が請求される可能性があります。
一度できてしまった突っ張り棒のへこみは、ティッシュで壁を軽く濡らし、ドライヤーで乾かすことで壁が膨張して元に戻り、目立ちにくくなります。
スチームアイロンはどちらも同時にできるので、作業が早く楽に終わります。
汚れの場合は食器用洗剤を薄めてたたくと落ちやすいですが、時間が経つと徐々に落ちにくくなります。
突っ張り棒で跡が残らないようにするには、壁と突っ張り棒の間に何かをはさむのがおすすめです。
ベニヤ板や段ボール、衝撃吸収パッドなどを使用しましょう。
突っ張り棒はとても便利ですが、長く使っていると跡が残りやすいです。
できてしまった跡は早めに修復し、間に物をはさむようにして、壁を傷つけずに上手に使いましょう。