天気に左右されやすい外干しでの洗濯物。
室内干しの方が意外と楽な事なことも多いものです。
太陽の日差しに浴びた衣類はカラッとしていて、着るのも使うのも、肌触りは最高です。
しかし、天気がなんとなく悪い日は外で干すのか部屋で干すのが迷ってしまいます。
外の湿度がどのくらいだと、室内干しに切り替えた方が良いのでしょうか?
目安等はあるのでしょうか!?
洗濯物は外の湿度が何パーセントなら部屋干しするべき?
洗濯物を干す上で、湿度も大事ですが、同じ位気温も大事になってきます。
基本的に夏季は湿度が高く、冬季は湿度が低く乾燥しやすい傾向にあります。
もちろん水分の分量を表している湿度は低い方が洗濯物も乾きやすいのですが、冬は湿度も低いですが結局気温も低いので乾きにくいです。
更に、湿度は低くても風通りの悪い所では、乾きも遅くなります。
外で干す場合にも、日光が直接当たるのか当たらないのかによってもかなりの違いがあります。
外の場合は時間帯によっても湿度や温度の移り変わりが激しいです。
洗濯物の乾きやすさは一つの条件だけ決まるわけではありません。
ですので、残念ながら湿度%で部屋干しに切り替えた方がよいといった明確な数字で表す事ができません。
洗濯物を室内干しで早く乾かす方法ご紹介!
部屋干しの最大のメリットは天気に左右されないこと、時間帯を気にしなくて良いという所です。
逆に部屋干しで一番気になるのが生乾きの嫌な臭いです。
洗濯物に洗い終わった濡れた状態から長く放置すればするほど嫌な臭いが発生しやすいです。
そのためにも少しでも早く乾かす必要があります。
ポイントは3つです。
■ 室内で干せる環境を整える
空気の流れが良い所に干します。
窓がなければ除湿器や扇風機などを使い、洗濯物で出る湿度を吸わせたり、早く乾くように人工的に風を当てて下さい。
■ 洗濯物の干し方を工夫する
外干しでもいえる事ですが、干す時は間隔をあけて干しましょう。
乾きにくいズボンやGパンは裏返して足首側を上にして筒状になるように干すと乾きが早いです。
タオルは二つ折りにせず、蛇腹や、一枚にして干しましょう。
長い物は外側、短い物は内側にアーチのような形にして干すと風もあたりやすいです。
■ 部屋干し用洗剤・柔軟剤を使う
最近は、部屋干しの嫌な臭いを防いでくれたり、乾きが早くなるような洗剤や柔軟剤もあります。
併用してみるのも一つの手だと思います。
洗濯物は室内干しがおススメな理由
中には室内干しに対して抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、室内干しにはこんなメリットがあります。
◎ 天気に影響されない
雨が降っていても干す事ができます。
外出中の急な雨でも洗濯物が濡れてしまうという心配もありません。
◎ 衣類の変色
近年、オゾン層の破壊により、昔より紫外線が強くなっています。
私たち自身も日焼けやしみそばかすといった症状が現れるように、衣類も紫外線を浴びる事で色あせといった影響がでます。
室内干しは、衣類に対しての紫外線の影響を防ぐ事ができます。
◎ 花粉・ホコリ・排気ガスなど外的要因から守る
室外干しで一番影響を受けやすい春の季節、花粉や黄砂などあらゆるものが空気中に飛びやすくなります。
せっかく洗ってキレイにした衣類も室外干しによって再び室内に外の嫌な物質を取り込んでしまいます。
花粉症やぜんそく、アトピーを持っている方たちにはより悪影響を与えてしまう可能性もあります。
まとめ
最近は、昔に比べいろんな職種の仕事があり、ライフスタイルの多様化に伴い不規則な生活の方も少なくありません。
室外干しは、太陽が昇っているお昼までに干す必要があり、梅雨などの雨が続く時期は干す事が出来なくなります。
浴室乾燥機が備え付けの家も多くなってきており、そこまで、室内と室外の干したあとの衣類に対して差がでなくなってきています。