トマトは甘く冷やしても美味しいので、夏バテの時などにもとても食べやすいですよね。
みずみずしいトマトはとても美味しいですが、水分が多いせいで、腐りやすくもあります。
もしもトマトが腐ってしまったら、どんな風になるのでしょうか?
また、長持ちさせるには、そんな保存方法がいいのでしょう?
今回は、そんなトマトが腐った時の見分け方や、長持ちさせるための保存方法をご紹介したいと思います。
トマトが腐るとどんな方をご風に分けなるのか見紹介!
トマトは野菜の中でも非常に水分が多いので、腐りやすいんです。
では、トマトが腐った時に起こる変化を、ご紹介していきますね。
■ 異臭
腐ったトマトからは、普通のトマトとは明らかに違う酸っぱい臭いや、カビのような臭いがするようになります。
見た目に何の異変がなくても、異臭がする場合は腐っているので食べることができません。
すぐに捨てるようにしましょう。
■ グニャグニャになる
新鮮なトマトにはつやとハリがありますが、劣化すると柔らかくなってしまいます。
一部にしわがあったり、柔らかくなっているだけであれば、その部分だけを切って食べられます。
ですが、全体がグニャグニャになってしまっている場合は、食べないようにしましょう。
■ ヌメリ
トマト以外の野菜でも、水分の多い野菜は腐ると表面にヌメリが出てくることがあります。
例えばキュウリ等です。
トマトなどの野菜にヌメリが出てきていると、劣化が進んでしまっている証拠で、食べると非常に危険です。
触るとヌメリのある野菜は、腐っているので食べないようにしましょう。
■ カビ
トマトが腐ると、白くフワフワしたワタのようなカビや、黒いカビが生えます。
トマトの他にも、水分の多い野菜や果物も、腐った時にカビが生えてきます。
どちらも体にいいものではなく、食べても美味しくありません。
カビが生えているトマトは、カビを取り除いても中に根を張っている可能性もあるので、すぐに捨ててください。
■ 黒く変色
腐ったトマトは、徐々に黒く変色してきます。
黒くなっていると、腐っていると分かりやすいですね。
もちろんこのトマトも食べられないので、すぐに捨てましょう。
トマトを長持ちさせるには保存方法でへたをどうすればいい?
トマトを日持ちさせたい場合には、ヘタはどのようにすればよいでしょうか?
トマトを長持ちさせるには、へたを付けたまま保存するのがおすすめです。
へたを取ってしまうとそこから水分が出て行ってしまい、逆に腐りやすくなります。
また、冷蔵庫に入れる時のコツも覚えておきましょう。
長持ちさせたい場合は、へたを下向きにして、さらにポリ袋などに入れてしっかり口を閉じると、熟しすぎを防ぐことができます。
また、トマトからは「エチレンガス」というものが出るのですが、このエチレンガスは他の野菜や果物が熟すのも早めてしまいます。
そんなトマトをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、他の野菜や果物まで腐りやすくなります。
しかし、ポリ袋に入れておくことで、エチレンガスが他の野菜や果物に影響を与えることも防ぐことができます。
また、ポリ袋の他にも、元々入っていた箱などに入れておいてもいいですよ。
トマトは長持ちする保存方法でも、賞味期限は冷蔵庫で1~2週間ほどです。
夏場の場合はもう少し短くなるので、購入したら早めに食べるようにしましょう。
まとめ
トマトが腐ると、カビや変色、異臭などの変化が起きます。
長持ちさせるにはへたを取らず、つけたままへたを下向きにして保存します。
エチレンガスが他の野菜などに影響しないように、ポリ袋や箱のまま保存してください。
トマトは甘くて美味しく、ついたくさん買ってしまいがちですが、傷みやすい食材なので、購入後はできるだけ早く食べましょう。