暑い季節に、出番が多くなる素麺。
お中元などでも頂く事も多いですね。
乾麺なのでなんとなくそのまま放置しがちですが、正しい保存方法などあるのでしょうか。
今回は「そうめんの保存の方法」についてご紹介していきたいと思います。
素麺の保存の仕方はどんな方法がいいの?
素麺は、乾麺のため、比較的長期で保存がきく食材です。
賞味期限はだいたい2~3年ほどものが多いので、今年に食べきれなかったとしても来年も食べることが可能です。
素麺の保存方法はそんなに難しくありません。
ポイントを数個覚えておくだけで大丈夫です。
【素麺を保存するのに注意すること】
■ 湿気
素麺は、乾麺の為湿気にとても弱いです。
乾燥している事で、品質を維持しているため保存場所は風通しのよい場所にしてください。
床下収納やシンク下は湿気が多いため、なるべく避けて下さい。
カビが生えたり、虫が発生する元となります。
一度、封を開け、余ってしまった素麺は、密封できる容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
■ 香り
素麺は、とても匂いが移りやすい食材です。
常温保存でももちろんですが、冷蔵庫での保存では、生ものも一緒に保存されるので、なるべく隣同士にならないように置いて下さい。
特に匂いが強いもの、余り物のカレーやにんにく、しょうがといった調味料系や、納豆、魚などは注意が必要です。
両方ともしっかり密封されている容器に入れましょう。
【茹でた素麺の保存の仕方】
茹でた素麺は、茹でる前と違い長期の保存はできません。
なるべく食べ切れる量で茹でるのが美味しく素麺を食べるコツとなります。
万が一、余ってしまった場合は、小分けにしてタッパーなどに入れて冷蔵保存してください。
良い素麺なら少し水を含ませると簡単にほぐれます。
予め、多めに茹でて保存しておくと決めているのなら、いつもより少し硬めに茹でておくと後々も美味しく食べられます。
食べる時、硬いと感じたらめんつゆの中に少し浸しておくと、ちょうど良い硬さになりますよ。
冷蔵保存は2日前後しか日持ちしないので、長期保存したい場合は、冷凍保存にしましょう。
ただ、一度、冷凍した素麺はかなり品質が落ちるため、通常のめんつゆで食べるスタイルには適していません。
コシがなくなりボソボソするため、何かと一緒に調理する料理に適しています。
にゅうめんや、ソーメンチャンプル、餡掛け麺などがおすすめです。
冷凍の場合は、3週間前後保存が可能です。
そうめんは保存状態が悪いとダニとかわく?
素麺などの、小麦を使った乾麺や粉物は、保存方法をちゃんとしておかないと、ダニなどの虫が発生しやすくなります。
小麦を好むダニや、保存状態が悪くカビが発生した際にカビを好むダニや虫が寄り付きます。
一度でも、封を開けてしまった場合は冷蔵庫での保存を徹底しましょう。
もし、そうめんを食べる際に虫が発生していたとしても、肉眼で見える大きさの虫ならば、ちゃんと取り除けば食べても問題ないでしょう。
一度、そうめんをバラして、天日干しにして虫を追い払いましょう。
虫食いの後にでる、白い粉をしっかりとふるい落として下さい。
素麺以外にも、ひやむぎやうどんなどの乾麺などにも言えることなので食べる時は同じように確認してから茹でて下さい。
まとめ
素麺は夏バテで食欲がない時でも食べやすく、夏の私たちには強い味方ですね。
素麺はめんつゆで食べる以外にもいろんなアレンジ方法があります。
パスタソースと絡めてパスタ風、夏なら冷製そうめんとしてアレンジしても。
麺が細い分ソースと絡みやすくつるつると食べられると思います。
焼きそば風や、油そば、ビーフンの代わりなど、あらゆる麺の代用としても活用出来ます。
そうめんは、ゆで時間も短く、カロリーも低いので、ぜひ今年の夏は、そうめん料理、いろいろ試して見てください☆