最近の家には火災報知器がついている場所も多いですね。
ですが、ごくまれに誤作動で音が鳴りだしてしまうこともあります。
本当に火事になってしまった時は鳴ってもらわないと困りますが、誤作動で鳴り出してしまうのは困りものです。
どうすれば音を止められるのでしょうか?
また、電池切れの時も音が鳴り響いてしまいますが、この音はどうやって止めればいいのでしょう?
今回は、そんな火災報知器の誤作動の止め方や、電池切れの音の止め方などをご紹介したいと思います。
火災報知機の誤作動を止める方法は?
まず初めに覚えておくことは、火災報知器にはどこかに必ずスイッチのようなものがついています。
火災報知器の誤作動を止めるには、このスイッチを切る必要があります。
しかし、焦ってしまうとパニックになってしまってスイッチを探しても見つからなかったり、気が付かないこともあります。
火災報知機を誤作動させてしまった時は、まずは落ち着いてスイッチを探しましょう。
火災報知器が誤作動を起こしてしまう主な原因は、
料理の煙、加湿器の煙、バルサンなどがあります。
料理の際に、換気扇を回さずに煙の出る料理を作っていると、火災報知器が火事の煙だと勘違いしてなりだしてしまうんです。
また、冬には空気が乾燥するので加湿器を使っているご家庭も多いですが、この加湿器も、使っていると煙が出てきますよね。
火災報知器の近くで加湿器を使っていると、加湿器の煙を災報知器は火事だと思い、鳴りだします。
普段は火災報知器の存在なんてあまり意識しないものです。
ついつい近くで加湿器を使ってしまうこともありそうですね。
害虫を駆除するためのバルサンも、同じように煙が出てくるので、バルサンを使用した位置によっては火災報知器が反応する場合があります。
一度バルサンを炊いてしまって火災報知器が反応しても、その部屋に入って火災報知器をとめるのも危険です。
なので、火災報知器がついている部屋では、バルサンを炊くのは気を付けましょう。
火災報知器の誤作動を予防するには、料理の際には換気扇を回す、近くで加湿器やバルサンを使わないようにするのが大切です。
火災報知機の電池切れの場合の音の止め方は?
火災報知器は、常に電池がないと危険を防ぐことができないので、電池が切れてしまうと音が鳴る仕組みになっています。
この電池切れの音をとめるにも、誤作動の時と同じように、まずはスイッチを切って一時的に音を止めます。
その後、内蔵されている電池を外し、完全に音を止めます。
また、スイッチではなくひもを引いて止める機種もあるので、よく確認してから止めてください。
火災報知器を電池を交換した後は、動作確認をして正常に動くか確認すると完璧です。
ちなみに、火災報知機に使う電池は「リチウム電池」といい、補修部品のため取り寄せになります。
マンションの場合は定期的に業者が点検をしてくれていることがあるので、あまり電池切れを心配する必要はないでしょう。
もしも電池が切れてしまっても、賃貸マンションであれば、一般的には家主さんが電池代を負担してくれることが多いです。
賃貸マンションで電池が切れてしまった場合は、音を止めてから電池を取り外し、家主さんや管理会社に連絡をしてみましょう。
自分で交換しなくても交換してくれることもあるので、その方法も合わせて問い合わせてみるといいですね。
まとめ
火災報知器の誤作動は、料理の煙、加湿器の煙、バルサンの煙などがあります。
誤作動を止めるには、火災報知機についているスイッチで止めることができます。
電池切れの時も音が鳴りますが、この時も同じようにスイッチで音を止め、電池を交換します。
火災報知器の音がなってしまった時は焦らずに、まずは落ち着いて音を止めるようにしましょう。
その為にも普段から、スイッチの位置を確認しておくのも大切です。