甘いものは大好きだけど、生クリームを食べると腹痛になったり、お腹をこわして下痢になってしまう!
という経験はありませんか?
軽いものならまだ我慢できますが、症状がひどいと、大好きなケーキやスイーツが食べられなくてつらいですよね。
普段は生クリームが大丈夫な人でも、食べすぎてしまうとお腹の調子が悪くなることは実は多いんですよ。
今回は、そんな生クリームを食べた時にお腹をこわす原因と、生クリームなしでホイップクリームを作ることができる方法などをご紹介したいと思います。
生クリームで腹痛や下痢になる原因って?
生クリームで腹痛、下痢を起こす主な原因として考えられるのは、
● アレルギー
● 乳糖不耐症
● 脂肪の摂りすぎ
の3つがあります。
まず、最も可能性が高いのはアレルギーです。
生クリームでアレルギーの出る人は乳製品にアレルギーを持っている方が多いです。
牛乳など他の乳製品でも同じように腹痛になったり、下痢になる人は、乳製品のアレルギーが疑われます。
食べ物のアレルギーは非常に危険で、ひどい場合だとアナフィキラシーショックという症状になると命を落としてしまうこともあります。
自分の判断では食べないようにして、なるべく早く病院で検査してもらってください。
二つ目の原因には、生クリームなどに多く含まれる乳糖(ラクトース)という成分の消化酵素であるラクターゼが消化器系の中で減少し、不耐になってしまうことです。
乳糖不耐症になると、乳糖を消化しきれなくなってしまい、腹痛や下痢になります。
アレルギーと勘違いされることも多いですが、乳糖不耐症は他の乳製品にはあまり反応することはなく、乳糖の多く含まれる食品で発症します。
生クリームの中にはこの乳糖が分解されているものもあり、乳糖不耐症であれば、この分解されている生クリームは食べることができます。
三つ目は、脂肪の摂りすぎです。
生クリームには脂肪がたくさん含まれていることはご存知ですよね。
生クリームでなくても、脂肪を取りすぎるとお腹の調子が悪くなることはよくあります。
特にお腹をこわしやすい人は、脂肪の摂りすぎで腹痛や下痢になることは多いでしょう。
ホイップクリームの作り方で生クリームなしでも出来る!?
生クリームは食べることはできないけれどホイップクリームが大好きでどうしても食べたい、という方もいらっしゃいますよね。
そこで、生クリームを使わなくても作ることができるホイップクリームの作り方をご紹介します。
材料は、
卵白1個分
ゼラチン2.5g
バター25~35g
塩少々
です。
まずゼラチンを25ccのお湯で溶かし、バターを加え、液状になるまで混ぜます。
卵白に塩を加えて、固めのメレンゲになるまで泡立てたら最初のバターと合わせ、ヘラで切るようにして混ぜます。
絞り袋に入れ、絞ったら完成です♪
ホイップがやわらかく形を形成しにくい場合は、冷蔵庫に入れておくと絞りやすく形もキレイに作ることができますよ。
ピーナッツバターなどの味のついたバターを使うと、味のあるホイップクリームにすることができます。
これなら生クリームを使用していないので、腹痛や下痢を起こしやすい人でも安心ですね。
是非試してみて下さいね~。
まとめ
生クリームで腹痛や下痢を起こしやすい人は、乳製品のアレルギー、乳糖不耐症、脂肪の摂りすぎの3つの可能性があります。
牛乳などの乳製品でも腹痛や下痢になりやすい人はアレルギーの可能性が高いので、乳製品を摂らないようにして、早めに病院で診てもらいましょう。
乳糖不耐症の場合は、乳糖の分解されている生クリームであれば食べても腹痛や下痢になることはありません。
脂肪の摂りすぎの場合は、生クリームだけでなく、脂肪の多い食品の食べすぎには注意しましょう。
生クリームは確かに美味しいですが、腹痛や下痢になる場合は、アレルギーの可能性もありますので、無理に食べないようにしてください。