みなさんは、小鼻の臭いが気になったことはありませんか?
顔の中心である鼻が臭いと、気になって仕方がないですよね。
周りの人も気付いているんじゃないか、みんなが見ているんじゃないか、とまで思ってしまいます。
鼻が臭う原因は、いったい何なのでしょうか。
今回は、そんな鼻が臭う時の原因や、抑えるための対処法などをご紹介したいと思います。
小鼻の脂が何だかイカ臭い!?臭いの原因って?
小鼻の脂が臭うのは、皮脂の過剰分泌が原因だと言われています。
鼻は顔の中でも皮脂が分泌されやすい部位で、必要以上に皮脂が分泌されることで、臭いを発生させてしまいます。
皮膚の下にある皮脂を分泌させる腺のことを皮脂腺といいます。
この皮脂腺が閉鎖してしまうと、皮脂に含まれる脂肪酸が体内にある活性酸素と結びついてしまい、皮脂が皮脂腺の中で酸化します。
この酸化した皮脂が臭いの原因になり、また過剰に分泌された皮脂に雑菌が繁殖することで、さらに臭いを強めてしまいます。
皮脂が過剰分泌は、生活習慣の乱れなどで、ホルモンバランスが崩れているときに起こります。
ホルモンバランスが乱れると、皮脂腺が刺激され、必要以上に皮脂を分泌するのです。
皮脂の過剰分泌は臭いだけでなく、テカリの原因にもなります。
皮脂は肌の保湿の効果もあるので、私たちにとってなくてはならないものですが、多すぎるとよくない影響も出てきてしまうんですね。
鼻の脂を抑える方法や対策はこれ!
先ほどにもご紹介したように、鼻が臭う原因は、皮脂の過剰分泌です。
皮脂は生活習慣が乱れてホルモンバランスが崩れているときにたくさん分泌されます。
ですので、まずは生活習慣が乱れている人は整えるよう意識しましょう。
早寝早起き、バランスのいい食事、適度な運動などです。
生活習慣を整えると自然とホルモンバランスも整うので、皮脂の過剰な分泌を抑えることができます。
肌を清潔に保つことも重要です。
メイクなどが落としきれていないなんてもってのほか。
汚れが残っていると、肌が荒れたり乾燥したりし、保湿をしようと皮脂が分泌されます。
そこに汚れをエサとする雑菌が繁殖し、臭いも発生させてしまいます。
洗顔はたまった皮脂を落とす効果がありますので、たまった皮脂は毎日きちんと流しましょう。
そして、勘違いされやすいのが、肌の保湿です。
保湿効果のある皮脂が分泌されすぎているからと言って、乾燥させようとする人がいますが、これは逆効果。
乾燥肌には保湿は欠かせませんが、オイリー肌にも実は保湿が効果的なんです。
たとえ鼻がテカッていたとしても、保湿は必ず行いましょう。
しっかりと丁寧に、肌を保湿してあげることによって、皮脂が必要ないことを体が理解し、皮脂の分泌を抑えられます。
そして、皮脂や臭いが気になっても、あまり鼻を触らないようにしましょう。
皮脂を何度も何度も拭いてしまったりすると、皮脂の少なくなった鼻はさらに皮脂が分泌され、その量が定着してしまいます。
皮脂が気になったとしても、少なくなるまではできるだけ我慢が必要ですよ。
「あぶら取り紙」等を頻繁に使う人も要注意です。
まとめ
鼻が臭う原因は、皮脂が過剰分泌され、その皮脂が皮脂腺の中で酸化することと、皮脂に雑菌が繁殖することです。
皮脂の過剰分泌はホルモンバランスの乱れによるもので、生活習慣を整えるとホルモンバランスも改善されるでしょう。
また、肌を清潔にすること、肌の保湿も皮脂を抑えるのに効果的です。
皮脂を抑えるには、生活習慣を整え、洗顔と保湿をしっかりとして、極力鼻を触らないようにしてください。
正しいケアで、鼻の臭いは抑えることができます。
普段の生活とスキンケアで、気になる鼻の脂を撃退していきたいですね。