夏になると収穫の時期を迎えるゴーヤ。
沢山もらっても、毎日食べるには限界がありますよね。
そこで今回はゴーヤの長持ちする保存方法と、ゴーヤの苦味についてご紹介していきたいと思います。
ゴーヤの冷凍方法や保存期間は?栄養はやっぱり落ちる!?
ゴーヤを、冷凍する時は、下処理を行ってから保存してください。
まずは、縦半分に切り中の種とわたをスプーンなどで取り除きます。
そのあと、5mm幅程度に切り密封できるジップロック系の袋の中入れます。
水分が残っていると、ゴーヤ同士がくっつきやすくなるので、しっかり、キッチンペーパーで水分をとってから、凍らせてください。
ゴーヤを冷凍保存する場合は、1ヶ月程度もちます。
冷蔵保存なら1~2日程度が賞味期限の目安となります。
ですので、食べきるのに日にちがかかりそうそうな場合は、冷凍保存しておくと安心ですね。
ゴーヤの解凍は、電子レンジを使ってもよいですが、そのまま調理に使っても大丈夫です。
ゴーヤと言わず、野菜全般、冷凍保存すると採れたての時より栄養は劣ります。
ですが、賞味期限は延ばすことができますますので、うまく冷凍保存をするといいですね。
ゴーヤを冷凍すると苦味が減って食べやすくなる?
ゴーヤの好き嫌いで分かれる理由で1番多い理由に、苦味が苦手という多いと人がほとんどだと思います。
ゴーヤの苦味は、中のわたが原因だと思われがちですが、実は緑の皮の部分に苦味があります。
ゴーヤを冷凍する時に、ひと手間足して上げるだけで、かなり苦味が緩和されますよ~。
■ 茹でる
ゴーヤは、生のままで冷凍も可能ですが、始めに軽く湯通しすることで、苦味がやわらぎます。
火を通し過ぎると、栄養が逃げてしまうので、軽めにしてください。
■ 油で炒める
油で炒めることで、かなり苦味が飛ばせますが、解凍後の調理は限られてしまいます。
チャンプル系の炒め物などに利用するのが向いています。
■ 塩と砂糖でもむ
塩と砂糖でもむと噛んだ時や後に残る苦味をかなり減らしてくれるため、この中では1番苦味をとってくれる方法です。
揉みこみが終わったあとは、熱湯でサッと茹で、冷水にさらすと完成です。
ゴーヤの苦味は油で炒めたり、濃い味付けをする比較的感じにくくなるので、調理方法を工夫するのもポイントです。
ゴーヤって太るの?痩せるの?
ゴーヤって、ヘルシーなイメージがありますが食べすぎると良くないのでしょうか?
ゴーヤのカロリーには100gに対して17カロリーととても低く、ダイエットには向いています。
糖質も100g中1.3gと野菜の中でも少なく、糖質制限ダイエット中でも食べることができる野菜です。
しかし、ゴーヤを食べる際にそのまま食べる人は少なく、なにかと調理して食べる人がほとんどだとおもいます。
ゴーヤは特有の苦味がありそれを抑えるために、油で炒めたり、濃い味付けになりがちです。
油を使うことで、どうしてもカロリーが上がってしまいますし、濃い味付けにすることで食欲増してしまい、結果カロリーオーバーとなりやすいです。
食べ方や、調理方法を工夫しないと痩せメニューにも太るメニューにもなってしまいます。
更に、ゴーヤは食べ過ぎると、体に負担が出る場合があります。
ゴーヤの苦味成分は本来人間の体には良い成分とされてきました。
胃の調子を整えて、胃粘膜の保護や補修をしてくれます。
しかし、食べ過ぎる事で、胃が活発に動きすぎて、下痢や腹痛といった症状がまれにでます。
ゴーヤは野菜なので、1日の決まった摂取量は正式に定められていませんが、やはり「適量」を心がけるようにしましょう。
まとめ
ゴーヤは収穫時期を迎えると、色々な方から頂いたりして結構余ってしまう場合があります。
たくさん余って、すぐに消費できない場合には、冷凍保存も利用して賞味期限を延ばすようにしたいですね。