夏バテなどで、食欲減退した時でも食べやすいのがそうめんですつるね。
つるっと食べやすい分、多めに茹でて、余ってしまったという経験はないですか?
今回は余ったそうめんの保存仕方、賞味期限などについてご紹介していきたいと思います。
そうめんの茹で置きしたものは賞味期限はどれぐらいなの?
茹でて余ってしまったそうめんは、冷蔵保存で、賞味期限は2日前後となります。
冷凍保存であれば、3週間前後まで日持ちします。
冷凍保存は日持ちしますが、ちぎれやすくなるため冷凍したそうめんを解凍しても、めんつゆで食べるには適していません。
基本的にそうめんは、日持ちしにくいので、冷蔵保存したものでも次の日以降に食べるものは火を通すメニューなどで食べるようにするのがおすすめです。
茹でたそうめんの冷凍保存の方法ってあるの?
茹でたそうめんの冷凍保存は可能です。
そうめんは、時間が経つとくっつきやすくなるので、予めラップなどに包み小分けにして冷凍すると、のちのち使いやすいと思います。
あまり積み重ねて、冷凍してしまうと、解凍した時ボロボロになっていることもあるので、タッパーなどに入れて、形が崩れないよう冷凍保存するといいですよ。
そうめんとひやむぎの違いって何?
夏になると、そうめんとおなじように、店頭に並ぶひやむぎ。
材料はほぼ同じこの2つの麺。
みなさんは、そうめんとひやむぎの違いご存知でしょうか。
■ 麺の太さ
まずは、ダントツで違うのが麺の太さです。
JAS(日本農林規格)では
そうめん 直径1.3mm未満
ひやむぎ 直径 1.3mm以上1.7mm未満
とされています。
ちなみにそれ以上の太さになると、
うどん 直径1.7mm以上で、これに、幅が4.5mm以上、厚さ2mm未満だと「きしめん」扱いになります。
かなり、細かく分けられているんですね(^^)
■ 歴史
そうめんとひやむぎは、麺の太さ以外にも作られた背景が違います。
● そうめん
奈良時代に、中国から伝わった「索餅(さくべい)」というものが元とされています。
索餅は、小麦粉と米粉を練り、縄のようにねじったものとされています。
その後、鎌倉~室町時代にかけ、中国から麺を手延べする方法が伝わり、「索麺(そうめん)」となり、後に現在の「素麺」となりました。
● ひやむぎ
ひやむぎの起源は室町時代に作られていた「切麦(きりむぎ)」だと言われています。
うどんを細く切って作られていたことにより、このような名前がつけられました。
その後、切麦を冷やして食べるものを冷麦、温めて食べるものを熱麦と呼ばれ、現在の冷麦へとつながりました。
ちなみに、うどんの発祥は奈良時代。
遣唐使によって中国から渡来した「混とん」という、小麦粉の団子に餡が入った菓子が起源ではないかと言われているので、素麺とほぼ同時期となります。
素麺が余った時のアレンジ法
素麺は、麺が細いのでソースやタレと絡みやすくほかの麺の代用と料理に使っても、とてもおいしく食べられる食材です。
余った時のアレンジレシピをご紹介したいと思います。
■ お好み焼き
広島風だと麺が入りますが、この作り方の代用だと麺が細いのでちぎれてしまいます。
関西風お好み焼き作り方で、そうめんも混ぜて焼いてしまうとパリッと仕上がるので、いつもとは違うお好み焼きとして食べれておすすめです。
■ パスタ
麺が細いのでソースに絡みやすいですよ~。
夏に多い冷製パスタの代用として、トマトソースとの相性は抜群によいです。
■ 油そば
最近、人気の油そば。
家にある調味料で簡単に作れるとネットでも話題です。
袋インスタントラーメンで簡単に作れますが、余った素麺でもいかがですか?
■ ビーフン
細さはかなり似ていますが、硬さが違うため代用する時は硬めに茹でてから使ってください。
まとめ
身近な食材なゆえに、あまり意識していませんでしたが、そうめんの歴史はかなり古いんですね。
乾麺なので、茹でる前であれば年をまたいでの保存も可能です。
いろいろ、自分なりのアレンジレシピを開発してみても楽しそうですね。