塩を使おうと思ったときに、塩が固まって使用したい分量がうまく取れない!
っという経験は、一度は誰にでもあるのではないでしょうか。
少しだけでいいのに塊になってしまっていて、バラバラにするのに苦労しますよね。
しかも、何度ばらばらにしても、気が付くとまた固まってしまっています・・・
料理のたびに面倒なので、防止できる方法があるのなら知りたくはありませんか?
今回は、そんな塩が固まってしまう原因や、電子レンジを使った解決方法などをご紹介したいと思います。
塩の湿気は電子レンジで解消する!?固まらない方法ってないの?
固まった塩を、皆さんはどうやって細かくしていますか?
多くの方は、麺棒やスプーン等でたたいて砕いたり、削ったりして細かくしているのではないでしょうか。
しかし、これらの方法って面倒だし大変ですよね。
料理を作っている真っ最中だと、本当にイライラしてしまいます。
実は、固まった塩は電子レンジを使えば簡単に元通りにできるって知っていましたか?
方法はとても簡単です♪
固まった塩を耐熱容器に入れ、電子レンジでそのまま1分ほどチンするだけ。
簡単ですね(^^)
たったこれだけで、頑固に固まった塩がサラサラの元の状態に戻るんです。
これは、塩が水分を含んでしまい、塩同士がくっついて固まってしまっていたものが電子レンジで加熱されたことで水分が飛び、離れるからなんです。
水分を飛ばせばもとのサラサラ状態に戻すことができるので、電子レンジだけでなく、フライパンで軽く炙っても同じ効果がありますよ。
塩だけでなく、砂糖もよく固まってしまいませんか?
そんな時にも、同じ方法で電子レンジでチンすると元通りにすることができます。
是非、取り入れてみて下さいね~♪
塩の固まる原因を知って防止しよう!
先ほどご紹介したように、塩は水分(湿気)によって固まります。
塩はミネラルを多く含むので、水分を吸収しやすい性質があるからです。
水分を吸収すると、塩は表面が溶け、溶けた塩同士でくっついてしまい、それがあの大きな塊になっていきます。
なので、電子レンジやフライパンで水分を飛ばすことで、サラサラの状態に戻すことができるんですね。
本来塩の正しい保管方法は、密封された容器に入れ、水分が入り込まないように保存する方法なんです。
しかし、いくら密封された容器に入れても、全く水分を入れないのは無理ですよね。
使う度にどうしても湿気を含んだ空気に触れてしまいますからね・・・
そこで、おすすめなのが生米を塩の容器に入れておく方法です。
お米に含まれているでんぷんは、塩の水分を吸い取ってくれます。
この方法は固まった後の塩をサラサラに戻す効果もありますし、サラサラの塩を固まらないようにしておくための予防にもなります。
また、生米と同じように、マカロニやパスタを入れておいても、固まるのを防いでくれます。
生米やマカロニは、塩よりも大きいのであの容器の穴から塩を出そうとしたときも穴から出てくることもありません。
ずっと入れておくだけで塩が固まらずにいるので、調理の際にも手間がかからなくてとても楽ですよ。
まとめ
塩が放っておくといつの間にか固まってしまうのは、水分を吸収し、表面が溶けて塩同士がくっついてしまうことが原因です。
水分を飛ばせばもとのサラサラの状態に戻るので、電子レンジやフライパンを使って水分を飛ばすと、サラサラにすることができます。
また、塩の容器に生米やマカロニ、パスタを入れておくと、固まった塩をサラサラに戻すこともできますし、塩が固まるのを防ぐ効果もあります。
生米やマカロニやパスタは塩よりも水分を吸収しやすいです。
ですので、塩に含まれている水分を生米やマカロニが吸収してくれるのです。
この方法を知っておくと、もう塩が固まっていてもわざわざ砕いたり削ったりする手間が省けます。
しかし塩は摂りすぎは体に毒ですので、量に気を付けて美味しく使ってくださいね~。