衣替えのシーズンにしまっていた毛布を出したら、ちゃんと洗ったはずなのに臭いが気になるという経験はないでしょうか?
毛布は洗い方やしまい方、しまう場所で次使う時にとても差がでてきてしまいます。
不快な臭いは快適な睡眠のさまたげになるので、正しい洗い方、上手なしまい方で気持ちのよい睡眠を手に入れましょう。
今回はそんな「毛布の臭い」についてご紹介していきたいと思います。
毛布は洗濯すれば臭いは完璧に取れる?臭いを取るいい方法ない?
毎日使う毛布には眠っている間、知らず知らずのうちに汗や唾液、髪に残ったシャンプーやトリートメントなどが付着しています。
ちゃんと洗わずにしまってしまうと、次使う時に嫌な臭いを残したまま使うようになってしまいます。
しかし、ちゃんと洗ったつもりでも、毛布は大きいので洗い残しやすすぎ残しが発生しやすいです。
いざ、使おうとした時に即効性があり、簡単に臭いを取る方法としておススメなのが、「天日干し」です。
日光に当てる事で毛布の湿度を下げ、カビ・ダニも防いでくれ殺菌効果もあります。
消臭スプレーなどを一緒にふってから干すと効果的です。
最近は天日干し用なども売っているので使用目的が決まっているのであれば、予めそちらを選びましょう。
ただし、天日干しは、日が沈んでしまってから毛布を取り込んでしまうと、再び湿気を吸ってしまっているので効果がありません。
仕事が遅く帰宅時間的に難しいのであれば、無理に外に干さずに室内の日が当たる場所に干しましょう。
天日干しは、ある程度の即効性がありますが、持続が難しいというデメリットがあります。
確実に臭いを取りたいのなら、臭いの元を取り除かないと解決しません。
1人暮らしや毛布が大きいなどで、家庭用洗濯機ではちゃんと洗えない方は、コインランドリーを利用してみて下さい。
最近のコインランドリーは、毛布や布団用の大型の洗濯機もあり、乾燥まで行ってくれます。
もちろん、乾燥機だけ利用しても良いと思います。
洗濯中の待ち時間を気にする人や、値段がある程度するような毛布であるなら、少しお金はかかりますが、クリーニングに出すのが一番確実です。
臭いを取るのに、柔軟剤を使う方も多いと思いますが、臭いの原因は洗い残しなどの雑菌です。
柔軟剤には汚れを落とす効果はなくむしろ量を増やす事ですすぎ残しの原因となり、臭いの元になってしまう事もあります。
洗剤でどうしても取れない臭いに対しては漂白剤を使うと良いでしょう。液体より粉末の方が効果が高いです。
毛布はしまい方を失敗すると臭くなる!?
毛布は、ちゃんと洗ってキレイな状態でしまわないと次のシーズンで使う時に雑菌やカビの繁殖により嫌な臭いを残しがちです。
家でちゃんと洗ったはずなのに臭いを感じた時は汚れがちゃんと取れていない可能性があります。
先ほど、上記でも記しましたが、大きな毛布は家庭用の洗濯機では洗い残しや、すすぎ残しが発生しやすいです。
不安な方は、すすぎの回数を増やしたり、使う前に一度洗うと良いでしょう。
クリーニングにちゃんと出したのに臭いを感じる方は、クリーニングから戻ってきたまましまっていませんか?
ビニール袋など密封の状態が長く続くと湿気が発生しやすくカビが生えやすくなります。
カビや雑菌は周りの物にも移りやすいのと同時に、周りが汚れていると、キレイにした毛布にも移り汚れしてしまうので、しまう場所も注意が必要です。
次のシーズンで使う前に一度天日干しをしてあげると、毛布の水分を飛ばしてくれるので、気持ちよく使えます。
まとめ
毛布の臭いの原因は雑菌です。
消臭スプレーなどで一時的に臭いをごまかしても根本を取り除かないとすぐ元の状態に戻ります。
まずは、しっかり洗って、しっかり乾かすところから始めてみて下さい。