あなたはゴーヤってお好きですか?
ゴーヤは夏バテなどにも効果的な成分が入っているので、食事に取り入れたいけれど独特の苦みが苦手でどうも好きになれない…
という人も多いのではないかと思います。
私もゴーヤの苦みは得意ではなく、積極的に食べようと思ったことはあまりありませんでした。
しかし、暑い夏を乗り切るためにも出来るだけ夏バテに効果的な食品を取り入れて今年の夏は夏バテ知らずで乗り切りたいと思いました。
そこで、ゴーヤの苦みは取り除けるのか、また取り除くいい方法はあるのか。
苦みを取り除いてしまったら栄養に変化があるのかを調べてみましたので、まとめてみようと思います。
苦手な苦みを少しでも克服できるようにぜひ参考にしてみてください。
ゴーヤの苦味取りは砂糖やレンジで出来る?いい方法ない?
ゴーヤの苦みを取るには
・塩+砂糖でもむ
・塩水につける
・油と合わせる
・うまみのある成分と合わせる
・塩でもんで電子レンジにかける
以上6つの方法がありました。
ひとつずつ詳しく説明していきますね。
・塩もみする
ゴーヤ1本に対し、塩を小さじ半分くらいを用意し、板ずりをするように塩を揉みこんでいってください。
塩を揉みこむことで苦み成分である「モモルデシン」が水に溶けだして苦みが和らぎます。
・塩+砂糖でもむ
塩だけでなく、砂糖も合わせて揉みこむことで、よりゴーヤの苦み成分を取り除くことが出来ます。
ゴーヤ1本に対して砂糖、塩それぞれ小さじ半分程度を揉みこんでください。
砂糖だけを使う場合よりも、砂糖と塩を使って苦み取りをした方が、より苦みを感じにくくなりますよ。
・塩水につける
塩と砂糖を同量の水に溶かしてゴーヤを漬け込んでください。
漬け込むことで、塩を揉みこむのと同じ苦み取りの効果が得られますので、肌が弱い方にはおすすめです。
大体30分を目安に漬け込みと良いですね。
長めにつけるとより苦みが和らぎますのでお好みで時間は調節してください。
・油と合わせる
ゴーヤと言えば炒め物と想像する人も多いのではないでしょうか?
実はゴーヤは油と合わせると苦み成分が油に溶けだしてくれるんです。
調理方法は限られてしまいますが、下準備も必要ないのでお手軽でいいですね。
・うまみのある成分と合わせる
ゴーヤの苦みはうまみ成分と合わせる事で和らぎます。
特に鰹節には「イノシン酸」という成分が含まれていて、この成分がゴーヤの苦みを和らげてくれるんです。
料理の味にも深みが出るので一石二鳥ですね。
・塩でもんで電子レンジにかける
一度塩もみしたゴーヤを電子レンジにかけると、熱でさらに苦みを和らげてくれます。
ただし、あまり過熱しすぎてしまうとゴーヤに含まれる水分も流れて食感が悪くなってしまうので、加熱しすぎには注意してくださいね。
ゴーヤの苦味取りをしたら栄養って変化するの?
結論から先に申しますと、変化してしまいます。
苦みの元は「モモルデシン」という成分で、この成分は夏バテの改善や食欲増進に効果があります。
つまり、苦みを取り除いてしまうということはこの「モモルデシン」も取り除いてしまっているんです。
苦すぎると食べられないゴーヤですが、苦みを取り除きすぎてしまうと、大切な栄養価が無くなってしまうのでちょうどいいバランスを見つけたいものですね。
まとめ
ゴーヤの苦み取りには塩でもむ、塩と砂糖でもむなど色々な方法があることが分かりました。
また、下準備が面倒という場合は油でいためると苦みが抑えられて調理も済ませられるので忙しいお母さんにはぴったりですね。
しかし、苦み成分を取り除いてしまうとゴーヤの栄養価でもある「モモルデシン」も一緒に取り除いてしまっています。
夏バテの改善や食欲増進に効果があるので、あまり取り除きすぎないように気を付けたいものですね。