間違えて買ってしまったサイズ違いの大きなTシャツ。
着てみたら意外と大きかった!
などで、大きい事が理由でその服が着れないなどで困ったことないですか?
お気に入りで買ったなら、なんとか着れないかなと考える方もいらっしゃると思います。
綿でできたTシャツなら、縮める事が出来るかもしれません。
購入した服が大きくてお困りの方は、これからご紹介する方法を試してみてください。
プリントTシャツ縮める方法ってある?
サイズが大きくて困っているTシャツなら、乾燥機を使う事で縮める事ができます。
まず最初に、乾燥機にかけると衣類が縮んでしまう原理についてご説明します。
・熱により衣類の繊維が縮むため
・乾燥機で回すことにより、通常隙間があるように編み込まれた繊維がつまってしまうため、全体的に縮んでしまう
・繊維は、濡れると水分を含み膨張し、糸が太くなります。
乾くと糸の太さは元に戻りますが、その時に太くなった時ついてしまった歪みは乾いてももどらないため、衣類が縮んでしまいます。
以上が、衣類が縮む原理です。
乾燥機で縮む衣類は、全ての繊維には対応していません。
後染めの表示があるものや、ヴィンテージ風に加工してあるものは、加工段階で乾燥機を使っていること後多いため、そこまでの縮みは期待できません。
縮む率には限界があるため、何度もやればいいというわけでもないです。
目安としては、タテ10%、ヨコ0~30%前後の縮み率となります。
衣類を乾燥機にかける時はかならず濡れた状態で入れてください。
乾燥した衣類を入れてしまうと発火する可能性があります。
靴下を小さくする方法は?
足に合わない、大きなサイズの靴下。
なんとか小さくして履きたいと思ったことないですか?
靴下も何回か乾燥機に回すとだ小さくなる場合があります。
しかし、靴下の場合、劇的に小さくするのは難しいです。
例えば、メンズサイズの靴下をレディースサイズまで縮めるなど。
小さくなって、せいぜい1~2ミリ程度なので、あまり期待しない方がよいでしょう。
どうしても、小さくして履きたい場合は、靴下を裏返して、つま先側を、足のサイズ少し長めで切ります。
そのまま、手縫いやミシンにかけると面に返した時に、縫い目も見えず、小さいサイズで履くことができます。
乾燥機で服を縮ませない方法
乾燥機にかけると衣類が縮んでしまうことがありますが、逆に縮んで欲しくない衣類もあると思います。
では、衣類が縮まない乾燥機の入れ方をご紹介します。
基本ですが、衣類の洗濯マークで乾燥機がNG表示のものはつかってはいけません。
表示はあると思いますが、主に、ニット、絹、革製品、毛皮などがあげられます。
乾燥機は、乾き始める途中から縮み始めるため、衣類の縮みが気になる時は、途中で止めて、部屋干し、天日干しにすると抑えられます。
天日干しと乾燥機の両使いをすることで、電気代はもちろんですが、シワになりにくいというメリットもあります。
乾燥機で縮んでしまった衣類を元に戻す方法
万が一縮めたくない衣類を縮めてしまった場合は次の方法で元に戻すことができます。
バケツに、衣類が浸かる程度に水をはります。
柔軟剤を入れて30分程度つけておきます。
脱水にかけて、しっかり伸ばしながらかげぼしをします。
冬に活用するニット系などでよくある話なので、覚えておくといざという時に役に立つと思います。
まとめ
意外と簡単な方法で、縮める事も元に戻すことをできるので、両方覚えておくと今後役に立つとおもいます。
しかし、乾燥機のやりすぎは衣類を傷めたり、柔軟剤でも完全に元に戻らない衣類もあります。
洗濯の際は、洗濯マークを必ず確認してから行うようにしましょう。