秋の食材といえば銀杏ですね。
料理としては銀杏はアクセントとして使用することが多いため、1度にたくさん消費するのが難しいと思います。
余ってしまった銀杏はどのように保存するのが良いのか、食べ過ぎは良くないと聞きますが1日何個までなら大丈夫なのか?
今回はそんな疑問を解消して頂きたいと思います!
銀杏の殻付きのおすすめ保存方法ご紹介!
殻付き銀杏の場合、どのくらい保存したいかで、保存方法が違ってくるので注意しましょう。
銀杏は保存方法や保存期間によっては殻を剥いてからの方が良い場合もあるので一緒に紹介していきます。
【1週間程度で調理する予定がある場合】
1週間程度で良いのなら、殻付き銀杏は常温保存で問題ありません。
湿気を嫌うので、風通しの良い直射日光の当たらない場所に置いてください。
殻を剥かない場合、常温でも冷蔵でも持ちはあまり変わりません。
殻を剥いてしまったのなら冷蔵保存した方が良いでしょう。
銀杏は、湿気の多いところを嫌うので、密封されるような袋には入れないで保存してください。
周りに水分が多いものがあるとカビが生えやすくなります。
【1ヶ月程度の長期の保存がしたい場合】
長期の保存の場合は、冷凍保存がおすすめです。
ジップロック等の密封出来る袋にいれて、そのまま冷凍するだけです。
生の食品は水分を多く含む物が多いため、長期間、冷凍庫に入れておくと水分が奪われ小さくなったり、しぼんでしまったりことするという事だけは覚えておいて下さい。
● 更に長期の保存をしたい場合
かなり長期の保存をしたい場合は、殻を剥いてからの方が長く保存できます。
下処理として、殻を剥いたあとに、1度、塩茹でをして薄皮をむくという作業があります。
銀杏は、水分を嫌うので、しっかりキッチンペーパーなどで水分をとり、密封袋にいれて冷凍します。
殻なし冷凍の方が長期の保存には向いています。
しかし、先に殻を剥いてしまうと調理方法が決まってしまうデメリットがあります。
他にも、殻を付けたままの方が酸化するスピードを遅めてくれるため、トータル面でいくと殻付き冷凍保存が一番おすすめとなります。
銀杏の冷凍保存の際のあとの調理では、基本的に解凍は必要なくそのまま料理に入れるようになります。
1度解凍したものを再度冷凍するのは品質的にかなり落ちるので、必要な分だけ使うようなしましょう。
銀杏の食べ過ぎを防ぐには1日何個まで?
銀杏は、酒のおつまみか間食など、ちょっとした料理としてよくだされるため食べ過ぎしてしまう人がいらっしゃいます。
銀杏は食べ過ぎると中毒になる可能性があるので、注意が必要です。
症状としては主に、鼻血、吐き気、めまい、痙攣。
場合によっては死に至るケースもあります。
昔から銀杏を食べるのは年の数だけと言われているように、食べ過ぎには注意しましょう。
大人は40個程度までとされていますが、子供の場合は7個程度までとされています。
銀杏の食べ過ぎによって発症する症状には、個人差があり、大人でも子供でも数個食べただけで症状がでる人もいるので気を付けて下さい。
口にしてから発症まで、約1時間から12時間の方がほとんどです。
だいたい24時間以内に回復する方がほとんどですが、症状の改善が見られない場合、速やかに病院を受診してください。
特にまだちゃんと体が作られていない、5歳未満の子供の場合70%以上の子供に症状がでているため食べさせない方がよいです。
銀杏の場合、個数もですが、一緒に食べる物も気をつけなければいけません。
マンゴーやプスタチオ、カシューナッツにアレルギーを持っている人は食べるのを控えて下さい。
まとめ
食べすぎはよくありませんが、秋の味覚としては茶碗蒸しなどに欠かせない食材です。
長く保存しておけば、色々な料理に使えますので、上手に保存したいですね。