車が冠水して臭い!冠水車の臭いの取り方や対策はどうすればいい?

車
最近の日本では、地球温暖化の影響やヒートアイランド現象等によって、これまでにない台風や低気圧、局地的豪雨などが起こります。

川が氾濫したり、アンダーパスの道路が冠水する等で車が水没してしまうケースが多くなっています。

車が冠水した場合、水がひいた後に車内は非常に臭くなってしまう事がわかっています。

冠水した車の臭いを確実に取る事が出来るのでしょうか?

河川等が氾濫した場合に浸水に強い車は存在するのでしょうか?

スポンサーリンク

冠水車の臭いの取り方はどうすればいい?

冠水した車はどうしても、臭いがついてしまいます。

冠水している所は、下水・汚水・泥水等が混ざり合ったものですから、相当汚い水と考えておいて下さい。

中にはあの水の中を平気で歩いている人がいますが、キズなどがあった場合には確実に消毒や化膿止めを飲んだ方がいいでしょう。

それだけ、カビ菌や雑菌など害を及ぼす影響のあるものが、あの汚れた水に含まれているのです。

意外と車の中って密閉度が高いから大丈夫!

と思っている方がいたら、それは間違いです。

車のプラットフォームやフレームの類には、部品共通化の為に使わない穴が、無数に空いているのです。

そこから室内に水が入ってくるのです。

室内のフロアカバー・フロアマット最悪の場合はシートまでが汚れてしまいます。

ドアの内張りには、静穏材が入っているのでそれも当然ながら水を吸い込んでしまいます。

これらは全て生地又は発泡ウレタンを使用していますから、汚れや雑菌が中まで侵入してきます。

水が引いた後の車内の現状はすさまじい物になっているでしょう。

日が経つにつれて、雑菌やカビが繁殖し始めるので物凄い臭気を放ちます。

車内から外せる部品は全て外します。

全て外し終えてからフロアカーペットを剥がします。

車内に見える金属はボディの底ですから、個々もアルコール殺菌・除菌します。

カーペットはブラシで汚れを落として天日干し、フロアマットも同じく天日干しです。

問題はシートですが、分解して清掃となると大変ですから、これは新品に交換が良いでしょう。

内張りを剥がせる方は、剥がして中をアルコールでの殺菌・除菌をして天日干しです。

これだけの事をやっても、完全には臭いは取る事は難しいのが現状です。

プロに頼んでも、半年後など時間と共に臭いが復活してくるケースも多いです。

また、人の手が入らない部分にも冠水しますから、そこからの臭いも出てくるので、最終的には、冠水した車両の多くは、臭いが原因で手放す方も大勢います。

スポンサーリンク

浸水に強い車って存在するの!?

基本的な構造から言えば、全ての車は同じなのですが、その中でも車高が高く安定した走りが出来るの種類があります。

今ではSUVと言われていますが、本来、浸水に強いと思われるのは、クロスカントリー仕様車であるRV車両が浸水や災害時には非常に力を発揮します。

クロスオーオーバーSUVは、SUVと名のつく乗用車と思っていた方がいいでしょう。

道が冠水している場合に強い車というのは

スズキ:ジムニー系
トヨタ:ランドクルーザー

これらは車高が高い為、普通の乗用車では冠水してしまうところでも、平気で走りまわる事が可能です。

車高が高いのと、4WDが強みの要因と考えてもいいです。

さらに、言うなら、マフラー出口とエンジンクリーナーを天上近くまで上げている場合には、確実に川の中でも平気で行けちゃいます。

浸水に強いというよりも、車高の高さがある分、浸水しにくいと思った方がいいでしょう。

簡単にいってしまえば、車高が高ければ高いほど浸水しにくいという事です。

ちなみに、世界で異変が起きても、最後まで走る事ができる車として、いわれているのが、トヨタのランドクルーザーです。

まとめ

車が冠水した時の臭いの取り方や浸水に強い車について紹介してきました。

浸水してしまった場合は正直、自分で何とかするよりも、プロに任せるのが一番なのですが、それでも、臭いは完全には除去する事ができません。

その、臭いを我慢できるか出来ないかなのですが、健康上の事を考えた場合には、雑菌やカビ菌の胞子が飛んでいることになるので、後々の事を考えれば、諦めも選択肢に入れておくべきでしょう。

浸水に強い車については、車高が高く走破性が高い車がいいと感じます。

軽自動車ならジムニー、大型車ならランドクルーザーがベストでしょう。

他の車はどうしても車高が低い為に浸水は避けられないです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする