丸ごとひとつのかぼちゃ(南瓜)をいざ切ろうとしたら包丁が抜けなくなってしまった!
という経験はありませんか?
生のかぼちゃはとても硬いため、大きなかぼちゃにもなってくるとカットするのにとても力が必要となります。
途中で抜けなくなってしまった際にはとても危険です。
慌てて抜こうとすると怪我をする恐れがあるので、冷静に対処していきましょう。
かぼちゃを切ると包丁って痛む?抜けない時はどうすればいい?
硬いかぼちゃを無理に切ろうとすると、包丁の刃が傷み、切れ味が悪くなってしまったり、刃がぬけなくなってしまったりする可能性があります。
もし、刃がぬけなくなってしまった場合は次の方法を試して見てください。
・もう一丁、包丁を用意して、切れ目にいれます。
少し動かすと切れ目に隙間ができるので、ゆっくりと抜けなくなった方を抜いてください。
・菜箸や、少し丈夫な棒を用意して、切れ目に差し込みます。少し動かしすき間を作り、包丁を抜いてください。
・抜けなくなった包丁に布やタオルをのせて、カナヅチなどで叩く。
・包丁はそのまま、熱湯にかぼちゃを入れてやわらかくする。
力のいらないかぼちゃの切り方の方法ってない?
大きなかぼちゃだと、力が弱い方だと切ることが難しいですし、包丁の刃もダメになってしまう場合があります。
先に下処理を行ったかぼちゃなら、簡単に切ることが出来て時間もかかりません。
どんな用途に使うかでも出来る出来ないといった、下処理が発生するので、確認してから行ってください。
■ 電子レンジで温める
予め、5分前後かぼちゃを電子レンジで加熱しておけば、やわらかくなって、すんなりと切ることが出来ます。
【注】加熱をしてしまうと、かぼちゃが日持ちしなくなるため、すぐに使い切らなくてはいけせん。
切り分けだけが目的の場合は、電子レンジはさけてください。
■ ヘタの部分から先に取り除く
かぼちゃで1番硬いのはヘタの部分です。
そこを先に丸くくりぬいてから、放射状に包丁で切込みを入れ、半分に切ると簡単に割ることが出来ます。
ヘタをくり抜いたあとは菜箸などで刺して下さい。
真ん中はワタや種などしかなく空洞になっているため刺しやすいとおもいます。
くり抜くのが難しければ、半分にする時にヘタの部分は避けて、少し右より、または少し左よりから切ってあげるとよいでしょう。
【注】刃先からかぼちゃに刺すと刃が抜けにくくなります。
切る時は平らな場所で切ってください。
斜めになっていると力が分散され包丁に力が入りにくくなります。
調理用途によって下処理を変えるとおいしくなる?!
色んな食材に使えるかぼちゃですが、一度に丸ごと一つ使い切るのは大変だと思います。
使用用途が決まっていない場合は、そのまま切り分けて冷凍保存でよいです。
ですが、用途が決まっている場合、冷凍前、解凍後、少し工夫してあげると、より美味しく仕上がります。
【煮物の場合】
かぼちゃは、皮がある方が基本的に煮崩れしにくいです。
しかし、かぼちゃの皮は硬いので味が染み込みにくいため、ところどころ皮を削るように落としてあげると、煮込んだ際に味の染み込みが良くなります。
【炒め物の場合】
野菜には繊維があるため、その筋にそって、切ってあげると崩れにくくなります。
【サラダやお菓子など潰して使う場合】
先に電子レンジで温めてから、潰して下さい。
味付けは暖かいうちにしてください。
かぼちゃに含まれるデンプンは、冷めると味の染み込みが悪くなる性質を持っています。
まとめ
かぼちゃ下処理だったり火を通すのに時間や手間がかかりますが、まとめてやってしまえば、あとは冷凍保存である程度日持ちする食材です。
コツを掴めば、女性でも簡単に切ることができるので、無理に包丁に力を加えたりと無茶なことはしないでください。