ひな祭りや、お祝い事など、めでたい席で出てくるちらし寿司。
彩り鮮やかで、めでたい席で華をそえる料理ですが、盛り付けの際に順番があることをご存知ですか?
順番を少し変えるだけで、とても彩り鮮やかに、逆に間違えてしまうと、見た目が美しく無くなってしまいます。
実は、見た目を左右するのが海苔の順番なんです。
覚えておくと、いざという時に彩り鮮やかなおいしそうなちらし寿司が簡単にできるので、これからご紹介していきますね~。
ちらし寿司で海苔の順番は?盛り付けの順番をおさらいしよう!
ちらし寿司の具を載せるとき、どんな順番でみなさんは載せていますか?
順番が変わるだけで、かなり彩りに違いがでてきますので、基本的な順番をもう1度おさらいしてみましょう。
■ 器も大事!
ちらし寿司を作る上で、具も大事ですが、器によって盛り付け方も違うことをご存知ですか?!
平らなお皿 → 高さがなく、平らなお皿の場合は中央にかけてふんわり山を作るように具を盛っていきます。
深さのあるお皿 → 全ての具が平らになるように隅まできっちりとまんべんなく具を埋めていく。
これだけでも、まったく見た目が違うので、まずはどんな器を使うか確認してみてください。
■ 盛り付けは大きな具から!
盛り付けは、エビやマグロといった大きな具材から載せて、きゅうりや錦糸卵のような小さな具材は後から載せていきます。
■ 海苔の順番はまず最初に!
最後に乗せるイメージが強い海苔ですが、実は、酢飯の次に海苔を乗せる方が良いです。
どんなに色鮮やかに盛っても、最後に海苔の黒い固まりが中央に乗ってしまうと鮮やかさが半減してしまいます。
先に乗せ、他を乗せていくことで、黒いイメージが中和されます。
っという訳で、
ちらし寿司の基本的な順番は
酢飯→ 海苔→ 錦糸卵→ 桜でんぷん→ 具材
となります。
錦糸卵も、黄色の色合いとしてとても活躍しますが、乗せすぎると主張が強くなりすぎます。
隙間をなるべく作るように最後に少し離れて見るとバランスも見やすいと思います。
海苔の順番は、地域によって異なるようですが、順番でいくと、好みが分かれる方もいると思います。
ご飯の次に乗せてしまうと海苔のパリパリさは失われてしまいます。
彩りに重視でいくなら、ご飯の次に!!
食感重視でいくなら、最後に乗せる!!
どちらも、まちがっていないので、重視する方で順番は決めてもよいかと思います。
最後に乗せるのであれば、少し少なめにしておくと、そこまで、彩りに影響は出ないと思うので、気持ち控えめを心がけてみてください。
ちらし寿司を冷蔵庫に入れた後に温めたい時どうすればいい?
ちらし寿司は、冷蔵庫で保存したあとは、温めて食べることができます。
その際の注意点として【高温で温めない】ことです。
電子レンジのワット数をあげて高温で温めてしまうと、酢の酸味が飛んでしまい風味が落ちてしまいます。
低いワット数か、温める時間を30秒程度と短くしましょう。
そして、生ものは避けておく!
ちらし寿司の具材として使われやすい海鮮系の具は生の物が多いため、日にちを持ち越しての冷蔵保存はオススメできません。
電子レンジにかけられないため、先に食べきってしまうようにしましょう。
ちらし寿司の冷蔵保存での賞味期限は1日~2日程度です。
生ものを具材にしているため、賞味期限内でもなるべく早く食べるようにしましょう。
冷蔵庫で保存する場合は、野菜室に入れておくと湿度が高いため、お米がパサパサになりにくいです。
温めなくても、常温に戻せば食べることも可能です。
まとめ
ちらし寿司は、酢を使っていますが、使う具材に生ものを使う事が多いので、日持ちしません。
なるべく鮮度がある、作りたての間に食べ切るようにしましょう。