主に、初夏から秋までが旬のイチヂクですが、日持ちしない果物なため早めに食べる必要があります。
まだ、青く熟していないうちの場合、そのまま食べるのは抵抗ある方も多いと思います。
今回はそんな「青いイチジク」を美味しく食べる為の方法についてご紹介していきます。
未熟ないちじくの食べ方は?ほっておいたら追熟するの?
イチジクは傷みやすい果物なので、収穫後早めに食べる必要があります。
常温保存も向いていないので、保存方法としては、すぐ食べる場合は冷蔵保存。
すぐ食べない場合は冷凍保存となります。
イチジクはは、追熟する果物ではないので、まだ未熟な青いイチジクな場合でも、すぐに食べるようしましょう。
他の果物だと時間をおいておくと熟す果物もありますが、イチジクはの場合は、傷んで食べられなくなります。
未熟なイチジクのオススメの食べ方
未熟な青いイチジクも、食べることは可能ですが、熟しきれていないので甘くありません。
そのまま食べるのはおすすめしないので、砂糖などで煮込む、コンポートやジャムといった食べ方がおすすめです。
【コンポートの作り方】
果物自体を崩さず、食べた時に果肉感が味わえます。
そのままでももちろん、ヨーグルトやアイスクリーム、パフェなどに添えると豪華さや華やかさがでます。
1 鍋に水、砂糖もしくはグラニュー糖を入れ中火で煮込みます。
2 砂糖がとけたら、皮を向いたイチジクをいれて蓋をして弱火で15分~20分ほど煮込みます。
3 火を止めて、レモン汁を加えてあら熱をとったら完成です!
イチジクは1個に対して、水100ml、砂糖10gが目安です。レモン汁はお好みで。
【ジャムの作り方】
パンはもちろん、いろんな料理のソースとしてアクセントとして活用できます。
1 イチジクは皮を剥いて1センチ前後位まで切ります。白い皮の部分は分厚いので細めに切った方が、はやく煮込まれます。
2 1のイチジクを鍋にいれて火にかけます。
砂糖とレモン汁を加えて、焦げないように弱火でかけまぜながら煮込みます。
3 全体的に3分の2まで煮込まれ、量が減ったら完成です。
あら熱をとって、ビンなどにいれて冷蔵庫で保存してください。
200mlの瓶に対して、大体イチジクは200gが目安です。大体小さなイチジクで4つぐらいです。
砂糖は80g~40g前後で甘さは好みで調節して下さい。
未熟なイチジクなら多めに、完熟しているイチジクなら少な目にするとよいでしょう。
レモン汁は大さじ2です。
入れすぎると、イチジクの良さが消えるので注意が必要です。
いちじくの栄養やお肌にいいかについてご紹介!
イチジクには、女性に必要な天然の美容サプリメントか沢山入っていてとても、おすすめです。
どんな、栄養素が入っているかご紹介していきます。
● ペクチン
イチジクの代表的な栄養のひとつです。
ペクチンは、水溶性食物繊維のひとつのため、腸内環境を整え、血糖値やコレステロール値を下げてくれます。
便秘や下痢で悩んでいる方におすすめです。
● カリウム
特に女性の悩みに多いむくみですが、体内に溜まった塩分により引き起こされます。
カリウムは、体内に溜まった塩分を体外で排出してくれる効果があるため、むくみやすい方に大切な栄養素となります。
● アントシアニン
アントシアニンの主な役割はアンチエイジングです。
シミやシワなど老化防止に役立ちます。
イチジク以外だと、ナスに多くふくまれています。
ナスの紫色はアントシアニンによるものです。
● エストロゲン
女性ホルモンほ働きを調節する栄養素です。
更年期障害などで悩んでいる方は積極的にとるとよいとされています。
● ザクロエラグ酸
あまり聞き慣れない言葉ですが、ポリフェノールの一種で、美容の手助けをしてくれる成分です。
ポリフェノールのは、老化の原因となる活性酸素の除去に働くため、アンチエイジング効果が高いです。
イチジクひとつで、こんなにも体に良い栄養素が入っています。食べないと損ですね。
まとめ
イチジクは完熟していないと食べられないわけではありません。
少し手を加えると美味しく食べられますので、積極的に食べるようにしましょう。