引き出しにしまってあるボールペン。
たまに使おうとすると、インクが出なくて書けなくなっていることってありませんか?
しかもまだインクは残っているのに。
メモ帳にクルクルしてみて書けるようになるかやってみるけど、一向にインクが出る気配がない。
そんなボールペンが何本も溜まってしまっている・・
もったいない・・
そんなあなたのために、今回はインクが出なくなってしまった古いボールペンの復活方法を解説いたします!
インクは残っているのに空洞が出来ているためインクが出ないなんて時の対処法もお教えしたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
ボールペンのインクが出ない時の治し方は?
そもそもボールペンは、ペンの先端にある小さなボールが回転し中のインクを外へ出すという仕組みになっています。
そのペン先に汚れや紙の繊維が挟まっていたり、インクが固まってしまったりすると、書けなくなってしまうことが多いです。
先端にインクが固まっていて書けなくなっている場合、
ティッシュを何回か折ってその上をゆっくり擦る
と復活する可能性があります。
柔らかいティッシュにペン先に詰まったものが出てきて、ボールの周りが綺麗になるというやり方で、まず試してみたい方法ですね。
また、
ペン先をウェットティッシュなどでキレイにし、中に詰まっているホコリや繊維を取り除く
と復活することもあります。
次に、インクが固まっている場合に有効なのが、
ドライヤーで温風をあててインクを熱で溶かす
方法です。
しばらく温めた後で、試し書きしてみましょう。
これでもダメな場合は、
ペン先を少しだけ灯油に浸けてみましょう。
灯油は浸透力が強く洗浄力が高いので、ペン先をキレイにしてくれる効果があります。
そのあとしっかりと洗浄し、潤滑する必要がありますが、試してみる価値ありです。
どうしても復活しないという時は、もしかしたらインク自体が古くなりすぎているのかもしれません。
成分中に含まれているシンナーなどの溶剤が揮発しインクが固くなってしまっている可能性があります。
この場合は残念ですが、寿命と捉えて「替え芯」で対応するしか方法はないでしょう。
メーカーやインクの種類にもよりますが、大体3年くらいが目安となります。
ボールペンのインクは残っているのに空洞が出来て出ない時は?
芯を取り出すと、インクの間に空気が入っていることがあります。
空気が入ってしまうといくらペン先のボールが回転しても書くことはできません。
対処法としては、思いっきり振って先端部分にインクが集まるようにして内部の空洞を無くすということを試してみましょう。
ポケットに差し込む部分に紐などを結んで何回か振り回す方法でもオッケーです。
この時、勢い余ってインクが漏れて飛び出てしまうことがあるので注意しましょう。
また、危険ですので周りをよく見て、間違ってボールペン本体を飛ばしてしまうことがないように。
空洞が出来てしまう原因のひとつに、ペン先を横や上に向けて書くということが挙げられます。
壁に貼ったカレンダーにメモしたり、寝そべったままメモ帳に書いたりすることで空気が入り込みやすくなります。
ボールペンを使う時は必ずペン先を下にした状態で、ということを忘れないようにしましょう。
また、保管する時も、ノック式の場合はしっかりとペン先を中にしまった状態で、キャップ式の場合はキャップをするのを忘れないようにすること。
インクが乾いて固まってしまったり、劣化したりするのを抑えるために重要です。
そして、引き出しなどに横にして置いておくよりも、ペン立てなどにペン先を下にした状態で立てて置いておいた方が、空気が入りにくくなります。
持ち運ぶときにも、勢いよく上下に動かしたり、高い所から落としたりするのは避けましょう。
まとめ
いかがでしたか?
インクがあるのに書けなくなった古いボールペンを復活させる方法をいくつか解説しました。
困っている方は是非試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。