引き戸の網戸のレール部分に黒い粉のような、汚れが付着している事を、目撃した方も多いことでしょう。
中には、小さい子供が
「ママ~まっくろくろす〇が家にもいるよ~」
なんて、微笑ましいことを言ってくれる場合もあるでしょう。
この引き戸の網戸のレールに付着している黒い粉は、本当にまっくろくろす〇なのか!?それとも、どんな汚れなのでしょうか?
引き戸のレールが黒い粉で黒くなる原因って何?
網戸の引き戸のレールが、黒い粉で黒くなる原因とはいったい何?っておもいますよね。
引き戸のレールには、アルミ製のものが使用されていて、網戸の引き戸の下には滑車ついて、その上を走る構造になっています。
網戸の本体がアルミ製で、レールもアルミ製・滑車がプラスチック製になっています。
アルミは、金属の中でも柔らかい分類の金属ですから、ちょっとしたことでも、削れたり、へこんだりしてしまいます。
引き戸のレールが黒い粉が付着するという事は、網戸の滑車のレールガイドがプラスチック製である場合に、アルミも金属ですから、柔らかいプラスチック製のガイドレールなら、それが擦れて削れてしまい黒い粉がでると考えてもいいでしょう。
最近の引き戸のレールは床に埋め込まれているⅤ型の溝が彫られているタイプが多いです。
汚れた、レールの上を引き戸のガイドレールや滑車が走ることで、引き戸本体のガタつきによって、本体やレール・ガイドレールが擦れ、さらには、ほこりや塵で、削り取られていくことが、一番、黒い粉を発生させる原因と考えるべきでしょう。
引き戸のレールの掃除方法はどうすればいい?
引き戸から黒い粉がでる、原因が何となくわかったところで、黒い粉を出さないようにする、掃除方法があるのか?って気になりますよね。
この引き戸の、レールは掃除をしていても、中に落ちてしまった、小さいごみは、なかなかとることができません。
日ごろの掃除では、今日はいいや~的に後回しにしがちです。
塵も積もればという事で、最終的には、黒い粉がレールの溝や、レール周辺にごみと混じって出てきてしまいます。
レールの周辺の黒い粉は、拭き掃除などで、取ることは可能ですが、引き戸のレールの溝の中の黒い粉は、なかなかとることができません。
小さいほうきで、少しずつと思いますが、よくよく考えると、引き戸のレールはドアを動かしても、全てが露出するわけではありません。
どうしても重なって見えない部分が出てきてしまいます。
それに、掃除機に細いノズルをつけても、レールのすべての黒い粉やごみは、取ることができません。
じゃ~どうするの!?ってことになりますよね。
こんな時には、輪ゴムを引き戸のレールの上にのせて、輪ゴムを巻き込むように、して引き戸のドアを開閉します。
そうするだけで、掃除機やほうきでは、取り切れなかったごみなどが、ゴムに絡みついてきます。
後は、その汚れたゴムをごみ箱にポイするだけOKなのです。
これだと、ちょっと心配!という方もいるでしょう。
引き戸の下側に滑車が付いている部分が引き戸の下端にセットで取り付いています
ねじ止めですから、簡単にねじは、外れます。
これで、滑車のユニットごと外すことが、可能になり、そのユニットをきれいにすれば、滑車の汚れは取り除くことができます。
この2点を行うことで、引き戸のレール部分の黒い粉や汚れは、全て取り除くことが可能でしょう。
ちょっとユニットを外すのが面倒ですが、ここまですることで、黒い粉も出ることはなくなります。
まとめ
引き戸を開閉するとレールに黒い粉が付着する原因などを紹介してきました。
引き戸のレールを真剣に、掃除をすることはなかなかないことです。
引き戸のレールに黒い粉が付着したり、その周辺に黒い粉が出てくるようであれば、確実に、レールとガイドレールが、擦れているという事になります。
そうなると、滑車のユニットごと交換することにも、なりかねませんから、日ごろから引き戸のレールは、念入りに掃除をした方がいいでしょうね。